この老人、浅草・鳥越の松寿院門前で花屋をしている前砂の捨蔵であった。


〔前砂〕の捨蔵が、大盗〔夜兎〕の角右衛門の盗人宿の番人であることは、[老盗の夢]ですでに明かされた。
〔夜兎〕のは、『鬼平犯科帳』の連載が始まる2年前の短編[白浪看板](のち[看板]と改題)で登場。

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尾張屋版

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