0242千代ヶ崎衣掛松
キャプション
行人坂の北、永峰松平主殿侯別荘の後ろ、中目黒の方へ少し下がるところなり。初め槍ヶ崎といひしを、後に千代ヶ崎と改められしといふ。 主殿侯構ひの旧跡にて池の傍らに衣(きぬ)掛け松といふあるは、新田義興の室、義興矢口の渡しにて最後のこと聞きかなしみに絶えず、 この池に身を投ぐるといへり。絶景観といへるもこの別荘の号なりとぞ。
広重『名所江戸百景』[目黒千代ヶ池]
『鬼平犯科帳』に登場
[10-6 消えた男]p248 新装p260
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