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0352中野 宝仙寺

『江戸名所図会』巻之四 天権之部

キャプション

当寺に、享保十四年(1719)交師趾国より貢献するところの馴象の枯骨あり。

古義真言宗(中野区中央2-33-3)

http://www.housen.org/

 

                                                               鬼平熱愛倶楽部 2020  茶木登茂一

コメント

真言宗豊山派 宝仙寺
http://www.housen.org/

おっべさん、ご投稿有り難うございます。そうなんです。宝仙寺ではかなり大きな葬儀がたびたび行われていますので、新聞にも名前がよく出ます。私も数え切れないほど、ここで先輩がたをお見送りさせてもらっています。
実はこのお寺は私にとっては大変懐かしい場所です。小学校4年生まで中野坂上に住んでいましたので、当時の宝仙寺や、塔の山の三重の塔辺りが遊び場でした。三重の塔は私が越した直後の昭和20年5月の空襲で焼け落ちてしまいました。今は中学校になっています。(山手通りの直ぐ右)
この三重の塔がいわゆる中野長者が建立したものだと思います。この江戸名所図で見る限り宝仙寺には塔がありませんものね。
象の骨が埋められているとは、この名所図会を見るまではちっとも知りませんでした。交趾国というから今のベトナムですね。いろいろ読み取ることの多い『宝仙寺』です。

中野・宝泉寺は新聞でよくみかけます。上京の折に行ったこともありますが、当時は、こんなにも広い敷地だったのですね。

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