0378泰雲寺古事
解説
当寺2世の了然尼は、駿州富士の大宮司葛山氏の女(むすめ)なり。東福門院にみや仕えせし女房なりしが、門院崩御ののち尼となる。 天和元年(1681)、開山の白翁和尚に弟子入りを乞う。和尚、了然の美貌なるをもって許さず。了然尼自ら火掻きを焼いて面皮焦がす。 ここにおいて和尚も尼の懇志を感じて、大法を残りなく附与すと。
泰雲寺 黄檗派(上落合にあったが、港区白金台3-2-19 瑞聖寺へ合祀)
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解説
当寺2世の了然尼は、駿州富士の大宮司葛山氏の女(むすめ)なり。東福門院にみや仕えせし女房なりしが、門院崩御ののち尼となる。 天和元年(1681)、開山の白翁和尚に弟子入りを乞う。和尚、了然の美貌なるをもって許さず。了然尼自ら火掻きを焼いて面皮焦がす。 ここにおいて和尚も尼の懇志を感じて、大法を残りなく附与すと。
泰雲寺 黄檗派(上落合にあったが、港区白金台3-2-19 瑞聖寺へ合祀)