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2003年10月11日(土) 22:15 |
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もう一つの西尾隠岐守下屋敷
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発信:横浜在住のムーさん |
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お初です、よろしく。
10月04日の遠州・横須賀藩主の西尾隠岐守下屋敷についての解説、拝読しました。文庫巻 4[敵(かたき)]に出てくる小梅の下屋敷とは別に、南八丁堀5目にあった下屋敷が巻 9[鯉肝のお里]に顔を出しています。
この夜。
鯉肝のお里は南八丁堀五丁目にある西尾隠岐守(遠江・横須賀三万五千石)下屋敷の仲間(ちゅうげん)部屋でひらかれている博奕(ばくち)場へ出かけていたのだが、いつまでたってもさっぱりつきがまわってこず、
(今夜は、もうやめにしよう)
あきらめて、西尾屋敷を出て牛の草橋をわたりかけ、件(くだん)の炬燵やぐら売りを見たのである。
p50 新装p53
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