管理者:西尾からのレス |
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てらさんのご指示のホームページへアクセスしました。
茨城県の那珂郡那珂町に編入されてしまっていて、その村名も残していない「神崎村」は、明治21年(1888)の町村大合併で本米崎村、向山村、横堀村、杉村、堤村が集まって誕生したのですね。
文庫巻 4[あばたの新助]p178 新装p187 に、武州・越ヶ谷まで出張った長谷川平蔵が、〔神崎(こうざき)〕の弥兵衛一味を捕らえたとあります。
この〔神崎〕の弥兵衛、出生地や育ち、年齢などの属性はまったく説明されていません。
ところで那珂町にかつてあった「神崎村」は(こうざき)と呼んだのでしょうか? それとも(かんざき)?
那珂町に編入されてしまった神崎村の命名は、明治21年の大合併前の「石神外宿」に由来しているのでしょうか?「石神」の訓じ方は?
〔神崎〕の弥兵衛のほかに、〔神崎〕を(かんざき)と訓ずる盗賊は、
巻10[蛙の長助]の〔神崎〕の伊之松p61 新装p65
千葉県市原市の出身?
巻12[二つの顔]の〔神崎〕の倉次郎p238 新装p250
がいます。
ついでですから、「神崎村」を構成した村々を、明治20年の地図で掲示します。
明治20年陸地測量部による「水戸」図部分
本米崎村、石神外宿、向山村、横堀村、杉村、堤村
地図内赤枠の中をクリックすると拡大画像がご覧いただけます
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