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江戸の名産にして他邦に比類なし。なかにも極彩色ことさら高貴の御翫びにもなりて、諸国に賞美することもっとも夥し。
投稿者: nishiot 日時: 2006年02月12日 11:36 | パーマリンク
>レンさん
>傘のマーク(のれんのところにある鶴の挟まれたもの)も気になります。 >何でしょう?
レンさんの疑問に触発されて、ちょっと調べてみました。 店前の行灯風看板にありますとおり、この店は、通油町(中央区)にあった、「鶴屋 喜右衛門」の店です。
ですから、屋標は鶴丸。しかし、行灯看板の描いているように、鶴の首は、左向きのものと右向きのものの、両方をつかっていました。
さて、軒のれんの鶴と鶴のあいだの、山形のものですが、山ツと読めます。ツルのツだとおもえます。
屋号の上に、仙鶴堂がつきますが、セではありませんね。喜右衛門のキでもありません。
やはり、ツでしょう。
で、同業者からは「山ツ屋さん」と呼ばれていたのでは? というのは、鶴を屋標とした版元はほかにも数軒あったようで、それらと区別するために。
『江戸買物独案内』(文政7年 1824)には、鶴屋は1軒も広告を出していません。
で、『江戸の本屋 上・下』(中公新書)をあたりました。
投稿者: 西尾 忠久 | 2006年10月02日 11:53
家紋というのでしょうか、鶴の首が逆になっているものがあって、面白いですね。 デザイン的にそうしたかったのでしょうか。
傘のマーク(のれんのところにある鶴の挟まれたもの)も気になります。何でしょう?
女性の髪型もいろいろあって面白いですね。 左下の後ろ向きの人は、お城勤め風ですね。
いろんな職業の方がうろうろしていて面白いです。
凧が二つ揚がっているのに驚きました。道で揚げているんですね?
投稿者: レン | 2006年10月02日 05:34
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コメント
>レンさん
>傘のマーク(のれんのところにある鶴の挟まれたもの)も気になります。
>何でしょう?
レンさんの疑問に触発されて、ちょっと調べてみました。
店前の行灯風看板にありますとおり、この店は、通油町(中央区)にあった、「鶴屋 喜右衛門」の店です。
ですから、屋標は鶴丸。しかし、行灯看板の描いているように、鶴の首は、左向きのものと右向きのものの、両方をつかっていました。
さて、軒のれんの鶴と鶴のあいだの、山形のものですが、山ツと読めます。ツルのツだとおもえます。
屋号の上に、仙鶴堂がつきますが、セではありませんね。喜右衛門のキでもありません。
やはり、ツでしょう。
で、同業者からは「山ツ屋さん」と呼ばれていたのでは?
というのは、鶴を屋標とした版元はほかにも数軒あったようで、それらと区別するために。
『江戸買物独案内』(文政7年 1824)には、鶴屋は1軒も広告を出していません。
で、『江戸の本屋 上・下』(中公新書)をあたりました。
投稿者: 西尾 忠久 | 2006年10月02日 11:53
家紋というのでしょうか、鶴の首が逆になっているものがあって、面白いですね。
デザイン的にそうしたかったのでしょうか。
傘のマーク(のれんのところにある鶴の挟まれたもの)も気になります。何でしょう?
女性の髪型もいろいろあって面白いですね。
左下の後ろ向きの人は、お城勤め風ですね。
いろんな職業の方がうろうろしていて面白いです。
凧が二つ揚がっているのに驚きました。道で揚げているんですね?
投稿者: レン | 2006年10月02日 05:34