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2006年02月13日

0088高輪牛町

『江戸名所図会』巻之一 天枢之部

広重『名所江戸百景』[高輪うしまち] 

小林清親 高輪牛町朧月景

 

投稿者 nishiot : 2006年02月13日 16:23

コメント

>ブチの牛。江戸にもわずかながらいたことはいたのですね こんなのがありました。 http://www.iwate-np.co.jp/festa/f2004/f0408/f200408053.html いなそうな気がしたのですが、やはりいたのですね。 調べてみましたら、黒がほとんどで、あとは褐色、黒白斑、とありました。 雪旦の黒ベタの牛は、もしかすると1頭くらい褐色のがあったかもしれませんね。 >牛乳なんかを飲んだ赤ん坊は牛になる あははは。信じそうですねぇ……。 私の知り合いの人で、ブチ牛から白い牛乳が、褐色の牛からはコーヒー牛乳が出る、ときいて信じている人がいました。そして、牛乳は放っておくと血になる、と。誰にどう教えられて信じたのかわかりませんが、その場では爆笑ものでした。

投稿者 レン : 2006年09月08日 04:02


>レンさん ブチの牛って、乳牛ホルスタイン系ですね。雪旦の絵にも描かれているから江戸にもわずかながらいたことはいたのですね。牛乳を赤ん坊に飲ませたかどうかは別にして。 牛乳なんかを飲んだ赤ん坊は牛になる---なんて信じられていたでしょうから。

投稿者 西尾 : 2006年09月07日 10:44


馬が多かったとはどこかで読みましたが、牛も多かったのですね。 犬のブチが牛っぽいのが、なんともかわいらしいです。

投稿者 レン : 2006年09月07日 10:42


大寺院や江戸城の増築の資材運びに、大量の牛車が下向してきた。その数、千頭近かったという。 牛たちの住まいは、高輪大木戸の外へ置かれた。動物臭と騒音公害のためだったろう。俗称・牛町、正しくは車町。 とはいえ、絵で見てる分には臭ってはこない。 で、雪旦は、動物園の案内図のように、厩舎の配置図のようにあくまで精緻に描いて実を伝えようとする。 広重は、画題は[高輪うしまち]ながら、いつもの伝で、クロースアップした天を衝くかじ棒と車輪越しに、牛に代えて2匹の犬、捨てられた片草履、西瓜の食べ滓、袖ヶ浦へ帆行する舟。 虹の色合いはともかく、大胆な構図で臭いや啼き声もみごとに見手の意識から消し去る。 地誌の挿絵と土産絵の対蹠。

投稿者 西尾忠久 : 2006年09月07日 10:40


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