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0128矢口古事

解説

延文3年(1358)10月23日、13日前に新田左兵衛佐(さひょうえのすけ) 義興を舟を沈めて謀殺した矢口の渡りに江戸遠江守が達したところ、雷鳴とともに白馬にまたがった義興が打ちこんできた。 落馬して気を失った遠江守は、7日があいだ水溺の所作をしたのちに息が絶えたという。

 

                                          鬼平熱愛倶楽部 2006  豊麻呂

 

                             朝日カルチャーセンター[鬼平]クラス 2106  木下博介

コメント

先生、鎧が緋縅とは気がつきませんでした。義興の死を悲しんだ千代夫人が身を投げた池が千代ケ崎衣掛松の池、盗人探索日録に出てくる「千代ケ崎の源吉、女賊お杉、元同心・高松繁太郎」等すごい展開になるんですね。
 「江戸名所図会」・「盗人探索日録」が重要な関係になってきてますね。(絵の解説の上で)

豊麻呂さん

力作ですが、一つだけ、史実と異なるところが---。
新田義興が着用していた鎧は、緋縅だったとか。

義興の死を悲しんだ千代夫人が身を投げて後を追った池が、0242千代ヶ崎衣掛松の池です。
この〔千代ヶ崎〕を「通り名(呼び名)」にしていた盗人が、文庫第10巻[消えた男]で、同心・高松繁太郎と駆け落ちした女賊お杉の父親の〔千代ヶ崎〕の源吉。
(参照: 〔千代ヶ崎〕の源吉の項)
(参照: 女賊お杉の項)
(参照: 元同心・高松繁太郎の項)
アンダーラインの上の名前をクリックで、ご覧になれます。

みやこのお豊さん、見ていただきましたか、先日ラジオ番組で古賀先生がおっしゃってましたが脳の活性化にやさしい絵を塗るお話がありました。
私の場合、あえてむずかし絵に挑戦しエイヤー的に塗りこむ楽しさが何ともいえないんですよ。この絵もそうです。達成感も倍加しますね! 有難うございます。

「名所図会」の中でも最も躍動感が溢れる好きな絵です。
雷鳴と閃光とともにおこる風、その勢いが伝わってきます。
雪旦のデッサンもすばらしいですが
色がつくと人物ばかりでなく、馬の表情までが読み取れて、戦いの激しさが感じれ、「動の表現」に苦労された効果が良く表れていると思います。
参考にさせていただきます。

この絵柄に色を付け、強烈な雷鳴が響き渡る閃光と驚いて落馬する侍、色の組み合わせで表現するのに敢えて挑戦した。
 一般の風景画と違って「動の表現」方法の勉強でした。苦労したので好きな絵です。

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