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0289四谷大木戸

『江戸名所図会』巻之三 天璣之部

キャプション

五十にて四谷をみたり花の春 嵐雪

『御宿かわせみ』に登場

 [4-5 鬼女]p149 新装p158

つぶやき:

3頭の馬が運んでいるのは、市内で汲みとった下肥である。

 

                                           鬼平熱愛倶楽部 2011  おまさ

 

                                           鬼平熱愛倶楽部 2021   靖酔

 

                                                                                                                   鬼平熱愛倶楽部 2026  西坂

 

コメント

それぞれ春を意識した、お仕事であり、塗絵師でこうも見事に描き分けられ、すばらしい絵になっています。特に靖酔さん酒飲まないでこんなにいい仕事するとは!春木戸をぬけ花見に出かけるのか、歩いている人々はウキウキしてませんか?

おまささんもお持ちとおもうけど、川田 寿さん『江戸名所図会』(東京堂出版)によると、この大木戸は元和2年(1616)に設置され、寛政4年(1792)に廃止されたそうです。

寛政4年といえば、長谷川平蔵在任中です。
ということは、ここを通り抜けてのお盗(つと)めは、かなり困難だったと思えます。小説には書かれていませんが。

ここを通る時はどんな気持ちになったんだろうな~。ドキドキ。

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