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2006年02月22日

0382落合蛍

『江戸名所図会』巻之四 天権之部

キャプション

この地の蛍狩りは、芒種(ぼうしゅ)の後より夏の頃までを盛りとす。草葉にすがるをば、こぼれぬ露かとうたがひ、高くとぶをば、 あまつ星かとあやまつ。游人く暮るるを待ちてここに逍遥し壮観とす。夜涼しく人定まり、風清く月朗らかなるにおよびて、 はじめて帰路をうながさんことを思ひ出でたるも一興とやいわん。永正十三年(1516)正月、後奈良院御撰『阿曾(あそ)』  秋の田の露おもげなるけしきかな 蛍

投稿者 nishiot : 2006年02月22日 06:32

コメント

2枚の「落合蛍」のうち、1枚はブルーグレー地にパステルで、もう1枚は白地に水彩で塗りました。 どちらにしても夜の風景は難しく、難しいからこそやりがいもあります。 「神田川」と「妙正寺川」の二つの川があった場所が蛍の名所とされています。現在の神田川からは創造できませんが、この土地には清い水が流れていたのでしょう。 現在でいうと下落合駅周辺にあたると思われます。

投稿者 豊島のお幾 : 2006年07月11日 13:10


この元絵には、グレーの色紙を遣いました。 ホタルの光には、蛍光絵の具を使用。だつて、蛍光って、ホタルのお尻の光からきた言葉だもの。

投稿者 西尾 忠久 : 2006年04月11日 16:10


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