0400麦藁細工の角兵衛獅子
『江戸名所図会』巻之四 天権之部
キャプション
昔高田四ツ家町に住せし久米といへる者、一人の母に孝あり。家元より貧しく孝養心のままならぬをなげき、つねに当所の鬼子母神へ詣し、 深くこのことを祈りしに、寛延二年の夏思いつきて、麦藁をもて手遊びの角兵衛獅子の形を造り、当所にて商いしに寛延ニ年(1749)の夏、 ふと思いつきて、麦藁もて手遊びの角兵衛獅子の形を造り、これを当所にて商いひしに、その頃はことに参詣多かりしかば、求むる人夥しく、 つひにこの獅子のために身栄え、心やすく母を養ひたりとぞ。至孝の徳、尊神の冥慮にかんひしものなるべし。
SBS学苑パルシェ 2151 落合千恵子
投稿者 nishiot : 2006年02月24日 15:30
コメント
今でも雑司が谷鬼子母神の「すすきみみずく」は有名です。藁を編んで作った物に参詣土産の玩具を差し込んで売っていました。差し込んだ玩具は「すすきみみずく」や「麦藁細工の角兵衛獅子」でした。
地元の江戸名所図会を塗ろうと奮闘中。鬼子母神にはまだまだ手をつけられません。度胸がついたら手がけるつもりです。
木々や屋根のみパステルで。パステルの方が色がしっかりつきますが、失敗する確率も高く、これまた勉強中。
投稿者 豊島のお幾 : 2006年03月13日 11:17
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