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2006年03月17日

0574洲崎弁天社

『江戸名所図会』巻之七 揺光之部

洲崎神社(江東区木場6-13-13)

広重『名所江戸百景』[深川洲崎十万坪]

 

『鬼平犯科帳』に登場

 [8―1 用心棒]p16 新装p17
 [12―7 二人女房]p325 新装p340
 [15雲竜剣―4 流れ星]p192 新装p198

『御宿かわせみ』に登場

洲崎弁財天
 [16-4 吉野屋の女房]p112 新装p113

 

                                                                                 鬼平熱愛倶楽部 2020  茶木登茂一

投稿者 nishiot : 2006年03月17日 04:13

コメント

州崎弁才天は元禄13年(1700)に江戸城紅葉山にあった弁天像をこの地に移して祀ったのが始まりという。埋め立てられたばかりの州崎十万石の一番外れの海岸に土地の安寧の願って勧請したものなのだろうか。画面の左には寛政3年(1791)の高潮の後住居を禁じた、いわゆる「波除碑」が見えるが、壊された拝殿も再建され、境内には料理屋や茶屋が建っている。海岸の景勝の地として大いに賑わっていた様子が読み取れる。画面の左上には木場方面へ渡る当時の江島橋が描かれている。今はここは狭い大横川となり、可愛い赤い橋、新田橋が掛かっている。

投稿者 森下の友の助(茶木登茂一) : 2006年03月27日 17:06


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