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0599吾嬬森 吾嬬権現 連理樟

『江戸名所図会』巻之七 揺光之部

キャプション

鳥がなくあづまの森を見わたせば月は入り江の波ぞしらめる 藤原恭光人道 この和歌は戸田茂睡入道のあらはせる『鳥の跡』 といへる和歌の集に載せたりし、みづからの詠なり。そのはしに「この吾妻の森は東人(あづまびと)といへるが住みしところなり」とあり。 この東人いかなる人にや、いまだ考へず。

広重『江戸名所百景』[吾妻の森連理の梓]

 

『御宿かわせみ』に登場

吾妻権現
 [25-1 冬鳥の恋]p37

つぶやき:

ここの稲荷の石の鳥居だった。江戸後期の寄進年が刻まれ、しかも、 施主は女性の名前だった。

横十間堀ぞいの塩問屋の女将を想像した。子どもを堀で失った供養の寄進鳥居と。

 

 

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