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2006年03月10日

0520御厩河岸渡

『江戸名所図会』巻之六 開陽之部

広重『江戸名所百景』[御厩河岸]

広重『江戸名所百景』[浅草川首尾の松御厩河岸]

小林清親 御厩橋之図

小林清親 大川端石原橋(対岸は御厩の渡し)

 

『鬼平犯科帳』に登場

 [1―1 唖の十蔵]p10 新装p10
 [1―4 浅草・御厩河岸]p122 新装p129
 [2―3 女掏摸お富]p97 新装p106
 [13―2 殺しの波紋]p85 新装p89
 [24誘拐―3 浪人・神谷勝平]p175 新装p166

『御宿かわせみ』に登場

御厩河岸渡
 [10-1 蛍沢の怨霊]p30 新装p31
 [15-2 浅草天文台の怪]p59 新装p59

 

                                  鬼平熱愛倶楽部 2026  西坂


 

投稿者 nishiot : 2006年03月10日 07:52

コメント

広重と雪旦描き方で、女性への情の違いを感じます。 手ぬぐいを被っている姿、傘ですっぽり隠している姿。とても意味深です。

投稿者 みやこのお豊 : 2006年09月06日 08:00


>flow さん     船頭も左から3人目の男性も雨支度をしているから、女性たちも傘は持参してたのかも。 ただ、舟中では番傘・蛇の目を頭上にさすと、しずくがまわりの客にかかるから、こういう江戸しぐさだったのかも(未確認)。

投稿者 西尾 : 2006年09月04日 17:41


女性のために、傘を2本とも提供しているんですね。

投稿者 flow : 2006年09月04日 17:39


『鬼平犯科帳』文庫第1巻に収録されている[浅草・御厩河岸]でも密偵・豆岩の雑貨屋と飲み店のあった場所がそう。 雪旦:昼間の雨の渡し。対岸左端、四角く囲った地名は〔本所七不思議〕の一つ---「椎の木屋敷」。右端は、駒留橋。 両スポットとも、宮部みゆきさん『本所深川ふしぎ草紙』(新潮文庫)に登場。 広重:乗舟の2女性は、本所・吉田町からご出勤のいわゆるミズ夜鷹。うしろは牛太郎。 こういう夕暮れどきの乗客を描いたのは、広重が版元の営業主義に屈したか。あるいは、画家当人のサーヴィス精神? 雪旦のほうは、真面目な地誌『江戸名所図会』の中の挿絵だから、商業主義に媚びる必要はなかった。

投稿者 西尾 : 2006年09月04日 17:36


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