泰雲寺古事
塗り絵師 西尾忠久
当寺第二世了然尼は、駿州富士の大宮司葛山氏の女(むすめ)なり。東福門院にみや仕えせし女房なりしが、門院薨御ののち、尼となる。天和元年(1681)、江戸へ下り白翁和尚に入門を乞う。和尚、その美貌なるをもって許さず。了然尼火撹(ひか)きを焼きてみづから面皮を焦がす。ここにおいて和尚も尼の懇志を感じて、大法残りなく附与せらる。





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