同心四名をしたがえた長谷川平蔵が、水道橋から、水戸屋敷の塀に沿って春日町へ出るころ、雨が急に烈しくなった。
文庫巻5[山吹屋お勝]

捕物は夜半なので、火盗改メの一行には富士は見えない。
近くの幕府の学問所・昌平黌の教授たちは神田川のこのあたりの風景を唐詩選の名所に見立てて遊んだが、かの地にはさすがに霊峰はなかった。
お茶の水・水道橋(『江戸名所図会』)





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