0512十二月十八日 年の市
『江戸名所図会』巻之六 開陽之部
キャプション
観音堂の西面より念仏堂のかたを望む図
つぶやき:
去年、ちょうどこの日に浅草寺の寺務所へ出かけて、この絵を奉納したなあ。
小林清親 浅草寺年乃市
鬼平熱愛倶楽部 2021 靖酔
投稿者 nishiot : 2006年03月09日 03:39
コメント
年の市の人手凄いですね。こういう群集図会の塗り絵は一見大変そうにみえますが意外と楽なものなのです。
さて年の市は12月中旬ころから開かれていたようです。
12月14日 15日 深川八幡宮
12月17日 18日 浅草寺
12月20日 21日 神田明神社
12月22日 23日 芝神明宮
12月24日 愛宕山権現
12月25日 26日 平川天神宮
という具合に大晦日まで続いてあったそうです。
新年の飾り物、生活必需品などを買ったそうです。
三谷一馬の「江戸年中行事図聚」には平賀源内の奇計にて張り子の陽物に金箔をはり、「えんき、えんき、御利生、御利生」との売り声で大層売れ、年の市になくてはならぬものになったとあります。
投稿者 靖酔 : 2006年04月03日 18:36
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