0516駒形堂 清水稲荷
『江戸名所図会』巻之六 開陽之部
キャプション
この碑では江をあはれまぬ蛍かな 其角
広重『江戸名所百景』[駒形堂吾妻橋]
赤い旗は、化粧品店〔百助〕の看板(現在は仲店通りの裏へ移転)
小林清親 隅田川小春凪
『鬼平犯科帳』に登場
[2―4 妖盗葵小僧]p137 新装p144
[7―5 泥鰌の和助始末]p174 新装p182
[13―2 殺しの波紋]p85,91 新装p88,94
[14―4 浮世の顔]p176 新装p181
『御宿かわせみ』に登場
駒形堂(駒形)
[13-2 大川の河童]p59 新装p58
[17-1 尾花茶屋の娘]p21 新装p21
[19-6 江戸の節分]p194 新装p194
投稿者 nishiot : 2006年03月10日 06:43
コメント
浅草の駒形堂の拝殿がどっちを向いていたかは、時代によって異なったらしい。
雪旦は、西面させているとおもわれるが、南側の石段の意味を解しかねている。
池波さんは、『剣客商売』で長次とおもとの小料理屋〔元長〕
を駒形堂の裏---としているから、西向きだと〔元長〕は大川の中になってしまう。困る。
広重は、そこを巧みに避け、赤い旗を高く掲げてすます。旗はじつは、化粧品店〔百助〕の目じるし。その上を鷹が舞う。
広重『江戸百景』中の、ぼくのベスト5の1景である。シンプルで、すがすがしい。
投稿者 西尾 : 2006年09月10日 14:52
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