0645行徳 船場『江戸名所図会』巻之七 揺光之部
『江戸名所図会』巻之七 揺光之部
キャプション
大江戸(えど)小網町三丁目行徳河岸といへるより、このところまで船路三里八丁あり。房総の駅路(うまやじ)にして旅亭(はたごや) あり。ゆゑに行人絡繹(らくえき)として繁盛の地なり。ことさら正・五・九月は、成田不動尊へ参詣の人夥しく、賑はひおほかたならず。
投稿者 nishiot : 2006年03月28日 13:36
コメント
行徳は昔から塩の産地とされていて、その塩を運ぶ手段として航路が開港された。明け六つ(午前6時)から暮れ六つ(午後6時)まで江戸小網町から行徳新河岸の間を往復したので行徳船と呼ばれました。
行徳塩竃之図
http://otonanonurie.image.coocan.jp/2006/03/0648.html
投稿者 豊島のお幾 : 2006年03月30日 12:00