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2006年02月12日

0024於玉ヶ池の古事

『江戸名所図会』巻之一 天枢之部

解説

於玉ヶ池。於玉稲荷は神田東紺屋町にある。むかし、往来の人に茶をすすめていた於玉は、2人の男から求愛された。が、 いずれとも決めがたくて池に身をなげて果てたその霊を鎮(まつ)る。

『鬼平犯科帳』に登場

 [4―2 五年目の客]p54 新装p56

 

                                         熱愛倶楽部 2019  みやこのお豊

 

                                                                               朝日カルチャーセンター[鬼平]クラス 2106  木下博介

 

投稿者 nishiot : 2006年02月12日 08:46

コメント

美しい伝説のなかの於玉さんの絵は好きですね。
 池のほとりにお茶を立ててる於玉さんの姿は、色気が漂う雰囲気!でも男衆の鼻の下をナガークした顔、伝説に生きた於玉さんいいですね。

投稿者 豊麻呂 : 2006年03月05日 09:15


新小岩にも於玉稲荷神社があったんですね。
早速クリックしてみました。
随分立派な。
安政2年の大震災で消失した神田於玉ヶ池の神社を遷宮したと書いてありますね。JR総武線新小岩駅から徒歩8分らしいので、今度行ってみようかしら。

美しく純情なお玉さんの伝説には、忘れられたようにマンションの影にひっそり建っているお玉稲荷の祠のほうが
似合っているような気もします。

投稿者 みやこのお豊 : 2006年02月28日 18:05


現在、お玉ヶ池跡にも、お玉稲荷社はありますよ。
ですから、新小岩が本社を称するのは、僭越だなあ。
でも、新小岩のは、それなりに大きかった記憶が。20年前の参拝たけど、写真は撮ってる。

投稿者 西尾 忠久 : 2006年02月28日 16:04


現在の於玉稲荷神社は新小岩にあるようですね。
神田の於玉ヶ池のあった場所にあったのが本社で新小岩は分社だったようです。明治4年に新小岩に遷宮し、本社としたようです。
ちょっと訪ねてみたくなる神社です。
http://www.miduho.gr.jp/otamainari/

>美しい娘が二人の男性から求婚され、決めかねて身を投げた

ありえないというか信じられない。他に逃げ道がなかったのでしょうねえ。それにしても・・・(まあ、言い伝えは美しくなるものですからね)

投稿者 豊島のお幾 : 2006年02月28日 14:40


美しい娘が二人の男性から求婚され、決めかねて身を投げたという、この於玉ヶ池は江戸の頃までは、桜の名所でした。

その為この景勝地の近辺には文人や学者が多く住み、北辰一刀流千葉周作の
「玄武館」などが有名です。

又東京大学医学部の出発点の幕府直轄の種痘所があり、今は碑が建ってます。

その他歌舞伎や落語にもしばしば登場するお玉が池ですが、現在は所縁の「於玉稲荷」がマンションの狭間にポツンと残っています。

投稿者 みやこのお豊 : 2006年02月24日 20:57


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