0233富士見茶亭
『江戸名所図会』巻之三 天機之部
ち
キャプション
西南遥かにひらけて芙蓉の白峰を望む。風繊雲を掃(はら)ってまさに玄冬の色をあらはすとみれば、忽然としてまた姿を失ふこと、須臾 (しゅゆ)にして定まることなく、時としてその観を改む。実に佳景なり。霧時雨ふじをみぬ日ぞおもしろき 桃青翁(芭蕉)
広重『江戸名所百景』[目黒爺々が茶屋]
〔爺が茶屋〕は、〔富士見茶屋〕のある行人坂から北へ250メートルほど行った茶屋坂上にあった。
鬼平熱愛倶楽部 2001 相州藤枝宿 秋山太兵衛
鬼平熱愛倶楽部 2011 おまさ
鬼平熱愛倶楽部 2023 永田定司
鬼平熱愛倶楽部 2026 西坂秀明
投稿者 nishiot : 2006年02月16日 16:24
コメント
旧バージョンの元絵をUPしてる。最新パージョンにしておかいといけないな。
投稿者 西尾 忠久 : 2006年03月30日 14:03
塗りながら気持ちは茶屋の中に引き込まれて、富士山を眺めながら風を感じながらお茶を飲んでいる気持ちになりました。いまどきのオープンカフェなんかよりずっといいよね~!濃いお茶と、みたらし団子なんか食べたいな。
投稿者 おまさ : 2006年03月01日 02:16
先ず富士山が目に飛び込む.霊峰富士を三者三様に彩色され景勝地であることが間違いなく伺える。思い、憧れ、時刻などを想像するとその印象は無限だ。
目を瞑っても見える富士の姿。
芭蕉の句がそのことを充分に言い当てて、尚面白い。
投稿者 神田登茂子 : 2006年02月28日 00:01