0238目黒 飴
『江戸名所図会』巻之三 天璣之部
キャプション
この地の名物としてこれを商ふ家多し。参詣の輩(やから)、求めて家土産(いえづと)とす。
『鬼平犯科帳』に登場
[5―4 おしゃべり源八]p124 新装p130
[18―1 俄か雨]p9 新装p9
つぶやき:
池波小説ではほとんどの場合に「目黒の黒飴」としているが、諸史料をあらためると、 「白飴」だったとある。池波さんはこの絵のタイトル「目黒/飴」が2行に分けて書かれているのを「目黒飴」とつづけて読み、「目黒の黒飴」 と解したとおもわれる。
鬼平熱愛倶楽部 2021 靖酔
SBS学苑パルシェ〔鬼平〕クラス 2151 落合千鶴子
SBS学苑パルシェ〔鬼平〕クラス 2153 杉山三雄
投稿者 nishiot : 2006年02月17日 09:01
コメント
中の土間が広いですねぇ。
建物も相当大きいのでしょうか。
茅葺き屋根ですね。
中でお茶を飲めるようですね。
飴でお茶ってのも大変そうですね。
道路側の方では、一口サイズに切った飴にきな粉でもまぶしているのでしょうか。
詰められたモノだけでしょうか?
外を歩く人が股引のようなもの(なんていうんでしょう?を履いていますが、秋か春の景色かしら。
一番右の客が、なんといって売り子を笑わせているのでしょう。
実に楽しそうです。
投稿者 レン : 2006年10月02日 22:38
暖簾を見ると店の名前が「桐屋」。
飴屋にしては格調が高そうだし、お土産さんというより老舗のような印象を受けましたので地味な配色にして見ました。
当時甘味料としても砂糖は貴重な物であったようですし、氷砂糖、白砂糖は輸入品で一般の人の口には入らなかったようです。
平蔵の奥方の好物でした。
投稿者 靖酔 : 2006年02月24日 16:56