ヒバリ(雲雀)
あたり、いちめんの菜の花であった。
嵯峨野は春たけなわの午後の陽ざしにぬれ、高らかに雲雀が鳴きわたってゆく。
[3-4 兇剣]p128 新装p135
(季節:寛政5年(1793)晩春)

各務:ヒバリは揚るときにピーチク、ピーチク、降りるときにはクチュ、クチュとかグジュ、グジュという感じで鳴く。じっさいは複雑で美しい。囀りは繁殖期の鳴き声だが、10月に囀るのを聞いたこともある。春は2月ごろから囀りだす。寒い野原でタゲリを見ていると、頭上でヒバリの声。春の到来を感じる一瞬。

ヒバリについての詳細は、兄弟HPの、
『剣客商売』の彩色『江戸名所図会』
「有朋(UFO)」コーナーの、
各務さんの野鳥写真館

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ヒバリ 佐賀県横島干潟 2002.01.01


文芸評論評家&バードウォッチャー 各務三郎





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