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2006.04.15

同心・竹内孫四郎

初出の篇
 [1-1 唖の十蔵]p32 新装p33
  柳島の妙見堂門前の蕎麦やで〔小川や〕梅吉を待ち伏せ。

201

その後18篇に登場
 [1-2 本所・桜屋敷]p49 新装p52
  御家人・服部家の捕物に先発組を指揮。
 [1-3 血頭の丹兵衛]p110 新装p115
  東海道・島田宿へ出張って〔血頭〕一味の捕物を小柳同心と指揮。
 [2-6 お雪の乳房]p256 新装p269
  〔鈴鹿〕の又兵衛の逮捕に酒井・佐藤とともに。
 [3-6 むかしの男]p279 新装p292
  佐嶋与力の指揮で山田・酒井・小柳らとともに。
 [4-3 密通]p103 新装p107
  旗本・天野の用人を、鬼平の命で尾行。
 [4-4 血闘]p157 新装p165
  おまさを救いに潜行した鬼平の援軍として。
 [4-6 おみね徳次郎]p232 新装p243
  〔網切〕一味の動きを大坂町奉行所へ伝えに。
 [4-7 敵]p269 新装p283
  〔大滝〕の五郎蔵を裏切った者たちを逮捕に。
 [5-1 深川・千鳥橋]p21 新装p22
  〔大滝〕の五郎蔵の破牢の真相を知らされた1人。
 [5-4 おしゃべり源八]p130 新装p136
  中目黒の百姓家で失踪した同心・久保田源八を発見。
 [5-5 兇賊]p214 新装p226
  〔網切〕の甚五郎を長官・酒井・沢田と三国峠で待ち伏せ
 [5-7 鈍牛]p254 新装p267
  「酒井、竹内、山田、小柳などの腕きき」と評価が高い。
 [6-1 礼金二百両]p12 新装p12
  酒井らと宿直。
 [6-3 剣客]p95 新装p102
  酒井とともに深川の藍玉問屋〔大坂屋〕を見張る。
 [6-6 盗賊人相書]p216 新装p226
  襲われた蕎麦屋〔東玉庵〕を酒井・木村と検証。
 [7-1 雨乞い庄右衛門] p34 新装p35
  阿部川町の妾・お照の家を密偵・伊三次と監視。
 [9-5 浅草・鳥越橋]p204 新装p214
  小間物屋〔三好屋〕を酒井・小柳と見張る。
 [14-1 あごひげの三十両]p8 新装p9
  木挽町〔酔月楼〕で某藩の武士を殺傷した高田与力の組下。
3011
 『江戸買物独案内 飲食店之部』(1824刊)

『鬼平犯科帳』ではレギュラー同心ともいえる酒井祐助や小柳安五郎とともに、シリーズ前半ではかなりの役どころをあてられている。

ところが、[14-1 あごひげの三十両] 以後、ぷっつりと名前が出てこなくなった。この篇では姓も、竹中孫四郎となっている。
214

また、[9-5 浅草・鳥越橋]では竹内孫次郎。

新装版でも、どちらも訂正されていないのはどうしたことか。

年齢・家族構成
どちらも記述がない。

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045竹内孫四郎 」カテゴリの記事

コメント

盗賊へのリンク面白いですね。
先生はまたまた凄いことをお始めになられました。
この竹内孫四郎で盗賊へのリンクを試みましたが、「小川の梅吉」と「大滝の五郎蔵」へのリンクがつながりませんでした。
私のパソコンに問題があるのか。
「小川の梅吉」にリンクするとこのぺーじ表示出来ませんになり、「大滝の五郎蔵」をリンクするとメールの画面になりました。
他の盗賊はリンク出来ました。
「鬼平犯科帳」をこのような手法で読む事が出来るとは実に素晴らしいことです。
まさに快挙ですね。

投稿: 靖酔 | 2006.04.16 11:33

素晴らしい発想の盗賊へのリンク
私のPCは「小川や梅吉」「網切』一味が表れてくれません。
「大滝の五郎蔵」は、やはりメールの送信欄が出てきてしまいます。
「五郎蔵」さんにメールが届くのなら一度送ってみたいですが。

投稿: みやこのお豊 | 2006.04.16 15:27

同心・竹内孫四郎を読み始め、‘おや‘と思いクリックしたら盗賊にリンクされていたので、ビックリ、思わずのめり込んでしまいました。鬼平犯科帳が見方を変えこのような形で読めるなんて益々楽しくなります。ありがとうございます。

投稿: 豊麻呂 | 2006.04.22 08:14

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