カテゴリー「119福井県」の記事

2006.03.06

〔三の松〕平十

『鬼平犯科帳』文庫巻1の[暗剣白梅香]に、根津権現かいわいの盛り場を束ねている顔役として登場し、浪人・金子半四郎(38歳)に鬼平の暗殺を委嘱したのを皮切りに、ちらちらと姿を見せるのが、〔三の松〕平十という悪である。
(参照: 浪人・金子半四郎の項)
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根津権現(『江戸名所図会』より 塗り絵師:西尾 忠久)

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年齢・容姿:根津権現門前の盛り場を一手にたばねているほどだから、かなりの年配とみていい。50歳前後か。それにふさわして貫禄だろう。
生国:〔三の松〕という地名はない。「三松」とすると、若狭(わかさ)国大飯郡(おおいこおり)三松(みつまつ)村が『旧高旧領』にみられる(現・福井県大飯郡高浜町三松)。

登場の経緯:鬼平の暗殺を策したのは、〔蛇(くちなわ)〕の平十郎である。金子半四郎は300両なら引き受けてもいいと、〔三の松〕平十に答えている。蔓(仲介)が半金を懐に入れる仕掛け稼業の法則に拠ると、平十も300両を得たことになる。
(参照: 〔蛇〕の平十郎の項)
その後も、[むかしの女] で、雷神党の浪人どもに鬼平暗殺を依頼している。

つぶやき:暗殺の仕掛けのシステムを池波さんが考案したのは、この篇が最初かどうか、まだ、調べていない。『仕掛人・藤枝梅安』シリーズが始まったのは、この篇の5年後である。

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2006.03.02

軍師(ぐんし)・高橋九十郎

『鬼平犯科帳』文庫巻13の巻頭に据えられている[熱海みやげの宝物]は、〔甞帳(なめちょう)〕〔甞役(なめやく)〕といった、池波さん独特の用語が初登場する篇である。
それはともかく、〔高窓(たかまど)〕の久兵衛(70過ぎ)お頭の死に目に会えなかった〔嘗役〕の〔馬蕗(うまぶき)〕の利平治(56,7歳)は、〔高窓〕一味を乗っとった浪人あがりの軍師(ぐんし)格・高橋久十郎派につけ狙われている。利平治が中国道から上方、北陸道へかけて集めた押し込み商店リスト---〔嘗帳〕が目当てなのである。
(参照: 〔高窓〕の久兵衛の項)
(参照: 〔馬蕗〕の利平治の項)
利平治は利平治で、〔高窓〕の2代目にあたる〔布屋(ぬのや)〕久太郎(28歳)の行方を捜して江戸へ向う途中、熱海で骨やすめをしていて、密偵・彦十に出会った。彦十は彦十で、鬼平のお供で、熱海で保養していた。
(参照: 〔布屋〕の久太郎の項)

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年齢・容姿:40歳前後。5年前から〔高窓〕の軍師格をつとめていて、そりの間に一度だけ、采配をふるったことがある。盗金の運搬から、押し込むまでの手配り、盗賊たちの配置・分担、引き上げ路などを差配して、それはみごとなものであって、久兵衛お頭の信用を一挙にえた。
生国:越前・福井の浪人とだけ。

探索の発端:彦十がかねて顔見知りで気のあった〔馬蕗〕の利平治から、高橋一味に狙われていることを打ち明けられて、鬼平が高橋久十郎を牽制することになった。ついていた配下は彦十のみ。
高橋九十郎のほうは、小田原まで出向いてきていて、万町の息のかかった剣術道場に滞在していることを、彦十がつきとめた。
一方、久栄夫人とともに先立ちした密偵おまさは、藤沢宿で宿役人に頼んで、早飛脚を火盗改メ役宅の佐嶋与力へ発してもらった。

結末:権太坂で利平治を襲ってきた、九十郎の息のかかった浪人3人は鬼平に斬り殪され、〔横川〕の庄八は、彦十と利平治にとりおさえられた。
(参照: 〔横川〕の庄八の項)
高橋九十郎一味は、騎馬でかけつけた佐嶋与力、酒井同心筆頭らに助勢した小田原藩の捕り方に捕縛された。死罪であろう。

つぶやき:この篇の冒頭に、長谷川平蔵程の身分であれば、本陣の[今井半太夫]方に宿泊
するべきだが---といった意味のことが書かれている。
この[今井半太夫]を、池波さんは、『江戸買物独案内』(文政7年 1824刊)から見つけたと推察。「雁皮紙」の製造をしていた。

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2005.11.29

〔鳥浜(とりはま)〕の岩吉

『鬼平犯科帳』文庫巻24の[女密偵女賊]』で、女賊お糸(36,7歳)と夫婦約束をしている、錠前破りの名人〔押切(おしきり)〕の駒太郎が、約束の日時になっても待ち合わせ場所---天現寺の毘沙門堂前の茶店へ現れなかった。
(参照: 女賊お糸の項)
(参照: 〔押切〕の駒太郎の項)

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年齢・容姿:52歳。鉤鼻。
生国:越前(えちぜん)国三方郡(みかたこおり)三方村鳥浜村(現・福井県三方郡三方町鳥浜)。
横浜市金沢区の鳥浜町は、昭和46年(1971)に埋立地につけられた町名なので、対象から外した。

探索の発端:そのとき駒太郎は、〔鳥浜(とりはま)〕の岩吉の一味に加わっていたが、首領・岩吉の荒っぽい盗めのやり方につくづく愛想をつかしていた、とお糸がむかしなじみの密偵おまさに離したことから、岩吉への探索がはじまった。
〔鳥浜〕一味の盗人宿、駒込の吉祥寺裏の植木屋のことは、駒太郎を岩吉へつないだ口合人〔佐沼(さぬま)〕の久七(70すぎ)が洩らした。
(参照: 〔佐沼〕の久七の項)

結末:駒込の吉祥寺裏の植木屋〔植半}で、〔鳥浜〕一味13名が捕縛されたが、〔押切〕の駒太郎の姿はその中にはなかった。しつこく一味を抜けたいといったので、岩吉が仕掛人に金を使って惨殺させていた。

つぶやき:〔押切〕の駒太郎を仕掛けたのは、浪人・森七兵衛だが、その遺体の始末については記述されていない。
(参照: 仕掛人・森七兵衛の項)
もちろん、女賊のお糸からは捜査願いは出せまいが、いくら捜査技術がとろかった江戸時代といえども、惨殺した遺体の始末を怠れば、奉行所が動いたとおもうのだが。

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2005.09.03

〔須の浦(すのうら)〕の徳松

『鬼平犯科帳』文庫巻16に入っている[霜夜]で、、鬼平のかつての同門の池田又四郎が属しているのは、〔須の浦(すのうら)〕の徳松という盗賊一味。又四郎の義妹お吉に、鉄砲洲の薬種問屋〔大和屋〕の引きこみをするように、僧形を装っている配下の〔常念寺(じょうねんじ)〕の久兵衛らを介して強制している。
(参照: 〔常念寺〕の久兵衛の項)

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年齢・容姿:どちらもまったく記述されていない。
生国:若狭(わかさ)国遠敷郡(おにゅうこうり)須那(すの)浦(現・福井県小浜市西田烏(たがらす))
熊野市にも「須野浦」があるがある。とはいえ、〔須の浦〕一味のテリトリーは上方から北陸道とあるから、池波さんの念頭にあったのは小浜市の田烏川の南側の「須那浦」とみた。

探索の発端:京橋・大根河岸の料亭〔万七〕で耳にした、隣室の池田又四郎の声に、うしろをつけた鬼平は、又四郎が南飯田町の船宿〔なだや〕へ消えた。しばらく見張っていると、〔常念寺〕の久兵衛と〔栗原(くりはら)〕の重吉が出てきた。2人を尾行(つ)けようとすると、又四郎が尾行をはじめ、備前橋ところで2人を斬り殺した。そのとき、人が集まってきたので、鬼平はその場を去ったのである。

結末:役宅の届けられていた池田又四郎からの手紙に指定された砂村の元八幡へ行って待つと、重傷の又四郎が現れ、〔須の浦(すのうら)〕の徳松一味を殺傷したためにが傷を負ったことを告げ、鬼平の手の中で息を引きとった。

つぶやき:20歳にまだ間があったころの池田又四郎は、兄弟子で銕三郎時代の鬼平に男惚れしていた。よそよそしくされたとおもい、家出して盗みの世界に入ったという。池波さんは、男にも惚れられるほどの人物造型を目指した。
その一方で、又四郎は妻の妹ともできてしまっていた。世の中はまならない。

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2005.05.20

〔乙坂(おとさか)〕の庄五郎

『鬼平犯科帳』文庫巻2に収録の[密偵(いぬ)]で、主人公〔ぬのや〕の弥市を、〔荒金(あらがね)〕の仙右衛門一味を裏切った者として、残党の〔縄ぬけ〕の源七のもとへ、巧みに誘導する。
元は〔夜兎(ようさぎ)〕の角右衛門一味にいた男。

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(参照: 〔荒金〕の仙右衛門の項)
(参照: 〔夜兎〕の角右衛門の項)

年齢・容姿:30男。痩せた小柄な躰。
生国:strong>越前(えちぜん)国丹生郡(にゅうこうり)乙坂(おつさか)村(現・福井県丹生郡朝日町乙坂)。
『旧高旧領』はほかに、越前国 今立郡乙坂今北村(現・福井県鯖江市乙坂今北町)と、美濃国石津郡乙坂村(現・岐阜県養老郡上石津町乙坂)を記している。どちらも(おつさか)と読む。
〔夜兎〕の角右衛門一味にいたことから、美濃かともおもったが、浜松で捨て子された〔夜兎〕に江戸で育てられて名跡を継いだ角右衛門と、因幡出身の〔荒金〕の仙右衛門のつなぎ役というふうに考え、日本海側の越前説を採りたくなった。
また、池波さんは福井県を旅行しており、そのときに乙坂山を目にして記憶にとどめたろう、とも推測。

探索の発端:5年前の天明6年(1786)、弥市はそのときの火盗改メ・堀帯刀組(先手・弓の第1組)の手に捕まり、拷問の末に〔荒金〕一味の盗人宿を自白し、一味11名が捕縛された。そのとき〔縄ぬけ〕の異名をもつ源七が縄ぬけして逃亡した。
〔乙坂(おとさか)〕の庄五郎が弥市に告げたのは、源七が江戸へ戻ってきて弥市の命を狙っているということだった。
密偵になっている弥市は、そのことを与力・佐嶋忠介へ報告し、庄五郎の強請のまま、合鍵づくりを引きうけた。
その弥市には、佐嶋の手配で見張りがついていた。

結末:弥市が合鍵を、竃(へっつい)河岸の奈良茶漬屋〔巴〕で待っていた〔乙坂(おとさか)〕の庄五郎へとどけると、そこには〔縄ぬけ〕の源七が隠れていて、弥市を刺殺。
庄五郎と源七をはじめ、集まってきた〔乙坂〕一味は捕縛。寛政3年(1791)初冬の事件である。

つぶやき:密告したとか密偵(いぬ)になったとかで、仲間を裏切った者への制裁のきびしさは、さもあろうと、うなずける。
しかし、密偵は鬼平身内の者でもある。彼らが盗賊たちから制裁を受けるのを読むのは、耐えがたい。弥市はその第1号。
伊三次や〔馬蕗(うまぶき)〕の利平治がつづいて、読み手の胸をゆさぶる。
(参照: 伊三次の項)
(参照: 〔馬蕗〕の利平治の項)


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2005.03.21

〔天徳寺(てんとくじ)〕の茂平

『鬼平犯科帳』文庫巻23は長篇[炎の色]。〔荒神(こうじん)〕のお夏一味と〔峰山(みねやま)〕の初蔵一味が共同で日本橋・箱崎町2丁目の醤油酢問屋〔野田屋〕を襲う計画をすすめている。しかし、〔峰山〕一味の狙いはもう一つある---〔荒神〕一味の腕っこきを取りこんでの自派の組織強化がそれだ。
その案を立てたのが〔峰山〕の初蔵の片腕といわれている〔天徳寺(てんとくじ)〕の茂平であった。

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年齢・容姿:50がらみ。細身の躰。細い両眼は瞼の下へ埋めこまれたようで、表情がない。
生国:若狭(わかさ)国遠敷郡(おにゅうごおり)天徳寺村(現・福井県遠敷郡上中(かみなか)町天徳寺)。
一味の頭・初蔵は丹後(たんご)国中郡(なかごおり)峰山(現・京都府中郡峰山町)の出だから、それほど遠く離れてはいない。

探索の発端:湯島天神の境内で、かつて盗みを二度ほど助(す)けたことがある〔峰山〕の初蔵(50男)に、密偵のおまさが声をかけられ、死後13年になる〔荒神〕の助太郎の祥月命日に、供養の集まりがあると知らされたことから、探索の手がかりがついた。おまさは〔荒神〕にかわいがられた。
その〔荒神〕に遺児がいた。むすめのお夏である。レスビアンのお夏がおまさに興味をもったことから話がややこしくなっていく。

結末:火盗改メが水ももらさぬ布陣をしいて待っている〔野田屋〕へ、〔峰山〕一味と〔荒神〕一味がやってきたからたまらない。初蔵は斬殺され、茂平ほかは逮捕されたが、お夏はどこをどうくぐりぬけたかものか、逃げきった。

つぶやき:「天徳寺」という村名は、この村の古寺の寺号に因る。三木姓が多いのは、赤松氏の後裔の三木城主の舎弟が帰農したから。のちに移住してきた武田氏の一族の末流は河原姓を名乗っていると。
茂平はそのいずれでもなく、苗字をもたない貧農の息子だったのかも。

「峰山」が、『鬼平犯科帳』で長谷川平蔵の後ろ盾と書かれている京極備前守高久(1万1千余石 峰山藩)の城下町であることは、池波さんも承知のはず。その城下町の名を盗人の〔通り名(呼び名)〕にした真意はなんなんだろう。

かつて、読売映画広告賞の審査員を池波さん、落合恵子さんなどと10年間ほどつとめた。雑談時に、「火盗改メは火付けも取り締まるのが役目ですよね。『鬼平犯科帳』には放火犯の事件が少ないようですが」と生意気なことを口にした。池波さんは「ぼくは、火事がきらいでね。それに、火事の描写はむつかしいんだよ」と笑った。
『炎の色』は、そのあとで発表された。池波さんの一面---負けずきらい。

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2005.02.13

〔鹿谷(しかだに)〕の伴助

『鬼平犯科帳』文庫巻18に収録の[一寸の虫]に出ていて、血なまぐさい盗めをする盗人。親子2代にわたって本格派の〔船影(ふなかげ)〕の忠兵衛の配下だったが、信州・上田城下で押し込み先で、奉公人を1人殺害してしまい、100敲きの上、追放されたことを、根深く恨みに思っている。

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年齢・容姿:中年男。小肥りで赭ら顔。
生国:越前国足羽郡(あすわごおり)鹿谷郷(現・福井県勝山市鹿谷)
福井県下でも九頭竜川上流の山間にあり、鹿谷の郷名にふさわしいと思ったので決めた。

が、〔ながればたらき〕として「上方から中国筋をまわっていた」ともいっているから、静岡県浜松市鹿谷の線も捨てがたい。とりわけ、〔船影〕の忠兵衛一味の稼ぎのテリトリーは、関東一円から上信の2州、さらに北陸へかけてであったという。
(参照: 〔船影(ふなかげ)〕の忠兵衛 の項)
(このあたりのところは、勝山市と浜松市の鬼平ファンの方のご意見が聞きたい)。

探索の発端:〔船影〕一味にいたときに押し込み先で女中を犯して破門され、その後、〔不動〕の勘右衛門のところにいて逮捕されて密偵になった仁三郎が、深川・蛤町の一本うどんが名代の[豊島屋」で、〔鹿谷〕の伴助に声をかけられた。

〔鹿谷〕の伴助は、「お互いに、〔船影〕の忠兵衛にはひどい目に合わされたのだから、その復讐ばたらきを手伝わないか」と、仁三郎を誘った。が、仁三郎としては、10数年以上も昔の〔船影〕から受けたのは愛の鞭で、それ以後まっとうに生きることができたのだから、感謝こそしているが、露ほども恨みにはおもっていなかった。

それでも、手伝うことを承知したのは、〔鹿谷〕の伴助が目をつけているのが、本銀町(もとしろがねちょう)の菓子舗〔橘屋〕で、そこの若女将が〔船影〕の忠兵衛のむめすだから、一家皆殺しにして、忠兵衛を苦しめるという算段を阻止しようとかんがえたゆえだった。

結末:〔橘屋〕伊兵衛方へ押し入ったとたんに、仁三郎は伴助を刺し殺したうえで、自害して果てる。

つぶやき:、正統派盗賊として「犯さず、殺さず、貧しきからは盗まず」の3カ条の掟を金科玉条としている〔船影〕の忠兵衛による処罰を、仁三郎は愛の鞭として受けとめて以後の指針とし、〔鹿谷〕伴助は恨みとして根にもった。
同じ言葉や行為でも、受けとめる者の人間性によって、善にも悪にもなる---という池波さん流のさりげない人生訓の一例。

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