盗賊通り名検索た・な行
盗人の呼び名(た行)
た行
★〔鷹ノ巣(たかのす)〕の新十郎[21-5 春の淡雪]
他の盗賊が立てたプランを横取り p222 新p230
*武蔵国男衾(おぶすま)郡鷹巣村
(埼玉県大里郡寄居町鷹巣)
〔高萩(たかはぎ) 〕の捨五郎 [20-5 高萩の捨五郎]
50を3つ4つこえた。ひとり働き p173 新p179
*甲斐国八代(やつしろ)郡高萩村
(山梨県八代郡三峰町高萩)
元同心・高松(たかまつ)繁太郎[10-6 消えた男]
〔蛇骨〕一味を探っていて組に愛想づかし p218 新p229
*武蔵国江戸・牛込の組屋敷(新宿区山吹町)
★〔高窓(たかまど)〕の久兵衛 [13-1 熱海みやげの宝物]
70を越え卒中で死去。本拠・上方 p10新p10
*大和国平群(へぐり)郡白毫寺(びゃくごうじ)村
(奈良県奈良市白毫寺町)
〔高山(たかやま)〕の治兵衛 [20-1 おしま金三郎]
〔牛尾〕の又平の右腕 p17 新p18
*近江国浅井(浅井)郡高山村
(滋賀県東浅井郡浅井町高山)
〔鷹田(たかんだ)〕の平十 [14-2 尻毛の長右衛門]
57歳。口合人。三崎坂、法住寺門前花屋 p51 新p52
女房:おりき。53歳。品川の女郎あがり
*江戸
〔滝尻(たきじり)〕の定七 [6-3 剣客]p83 新p88
30男。〔野見〕の勝平の配下
*三河国額田(ぬかた)郡滝尻村
(愛知県額田郡額田町滝尻)
〔竹尾(たけお)〕の半平 [22-7 座頭・徳の市]
〔法妙寺〕の九十郎の配下 p187 新p178
*和歌山県伊都郡高野口町竹尾
〔竹森(たけもり)〕の彦造 [6-4 狐火]p144 新p153
〔狐火〕の文吉の手下
*備後国奴可(ぬか)郡竹森村
(広島県比婆(ひば)郡東城町竹森)
〔鶴(たづがね) 〕の忠助 [4-4 血闘]p130 新装p134
女密偵おまさの父親。〔盗人酒屋〕の亭主
*下総国印旛(いんば)郡佐倉村
(千葉県佐倉市のどこか)
〔棚釜(たながま)〕の重四郎 [12-6 白蝮]p287 新p310
浪人くずれ。津山薫一味。
*播磨国多可(たか)郡多棚釜村
(兵庫県多可郡加美(かみ)町棚釜)
密偵・蛸坊主(たこぼうず)の五郎 [16-1 影法師]
37歳。伊三次がいた長屋に p37 新p38
*伊豆国加茂(かも)郡八幡野(やわたの)村
(静岡県伊東市八幡野町)
〔田辺(たなべ)〕の十松 [10-1 犬神の権三]
密偵の〔雨引〕の文五郎が刺す p17 新p18
*和歌山県田辺市。京都府綴喜郡田辺町
〔玉村(たまむら) 〕の弥吉 [21-6 男の隠れ家]
ひとり盗き。のち密偵に p228 新p236
*上野国佐波(さわ)郡玉村(群馬県佐波郡玉村町)
★〔血頭(ちがしら)〕の丹兵衛 [1-3 血頭の丹兵衛]
本格派から急ぎ働きに転じた頭目 p87 新p92
*駿河国志太(しだ)郡島田宿(静岡県島田市)
〔地蔵(ぢぞう)〕の八兵衛 [7-5 泥鰌の和助始末]
→〔地蔵(じぞう)〕 p156 新p163
〔千代ヶ崎(ちよがさき)〕の源吉[10-6 消えた男]p248 新p260
同心・高松繁太郎と消えた女賊お杉の亡父
*いまの目黒区内に菩提寺
〔塚原(つかはら)〕の元右衛門[16-4 火つけ船頭]
口合人 p167 新p196
*常陸国鹿嶋(かしま)郡塚原村
(茨城県鹿島市のどこか)
〔津川(つがわ)〕の弁吉 [14-5 五月闇]p200 新p206
ひとり働き。〔強矢〕のことを伊佐次に告げた
*越後国蒲原(かんばら)郡津川村
(新潟県東蒲原郡津川町)
★〔土蜘蛛(つちぐも)〕の万五郎[2-7 埋蔵金千両]
→(小金井(こがねい)の万五郎 p268 新なし
56歳。仮の名前・太田万右衛門
〔土蜘蛛〕の金五郎の登場後、(小金井)と改称
★〔土蜘蛛(つちぐも〕の金五郎[11-2土蜘蛛の金五郎
金杉で一膳飯屋を営んで偽装 p51 新p53
*地蜘蛛の異称
〔津村(つむら) 〕の喜平 [8-4 流星]p167 新p177
〔生駒〕の仙右衛門の配下として江戸へ下向
*摂津国大坂・船場津村町(大阪市中央区通称・西横堀)
@男装剣客・津山(つやま)薫 [12-6 白蝮]p258 新p270
じつは森初子。レスビアン
*美作国西西条(にしさいじょう)郡津山城下
(岡山県津山市の藩士屋敷)
〔寺尾(てらお)〕の治兵衞 [20-7 寺尾の治兵衞]
口合人。〔簔火〕の喜之助の元配下 p252 新p261
*駿河国庵原(いはら)郡寺尾村
(静岡県庵原郡由比町寺尾)
〔天弓(てんぎゅう) 〕の政五郎[5-6 山吹屋お勝]
錠前外しの名人。女賊おしのの父親 p240 新p252
*虹の別名
〔天神(てんじん)〕の文治 [2-2 谷中・いろは茶屋]
〔墓火〕の秀五郎の配下 p73 新p76
*下野国河内(かわち)郡宇都宮城下・天神
(栃木県宇都宮市天神)
(ただし天満宮、天神は全国いたるところに勧請されて
いるから特定は困難)
★ 〔天神谷(てんじん) 〕の喜佐松[5-4 おしゃべり源八]
久保田同心を傷めつけた盗賊の首領 p125 新p132
*能登国鳳至(ふげし)郡天神谷村
(石川県鳳至郡穴水町天神谷)
〔天徳寺(てんとくじ) 〕の茂平[23-5 盗みの季節]
50がらみ。〔峰山〕の初蔵の片腕 p217 新p210
*江戸・芝西久保の寺(港区虎ノ門 3-13-6 浄土宗)
★ 〔稲荷(とうが) 〕の百蔵 [11-7 雨隠れの鶴吉]p300 新p314
日本橋室町の茶問屋〔万屋〕へ引き込みを p300 新p314
*稲荷を(とうが)と訓じる土地は未詳
(稲荷(いなり)なら日本全国に点在)
★〔堂ヶ原(どうがはら)〕の忠兵衛 [16-5 見張りの糸]p209 新p217
15年ほど前に足をあらい、江戸へ出て芝田町の三田八幡社の前で小じんまりした仏具店を、息子夫婦、小頭だつた太助と開いていた。ところがたまたま、八幡社門前の茶店が〔稲荷〕の金太郎一味の盗人宿だったことから、その見張り所へ借りられ、招待がばける。
〔戸田(とだ)〕の房五郎 [10-2 蛙の長助]
〔神戸〕の伊之助配下。〔蛙〕の長助の同輩 p79 新p84
*埼玉県戸田市
〔土壇場(どたんば)〕の勘兵衛[5-5 兇賊]
平蔵に殺された〔網切〕の甚五郎の父親 p204 新p214
*武蔵国江戸・本所の御家人屋敷
〔殿貝(とのがい)〕の市兵衛 [6-3 剣客]p93 新p90
〔野見〕の勝平の引きこみ。飯炊。大男
*三河国加茂(かも)郡殿貝津村
(愛知県豊田市貝町・大清水町・清水町)
〔鳥羽(とば)〕の彦蔵 [18-6 草雲雀]p224 新p232
左の耳朶切断
*三重県東部、志摩半島にある市。京都市南部の一地区
〔戸祭(とまつり)〕の九助 [24-2 ふたり五郎蔵]
〔暮坪〕の新五郎の配下 p79 新p75
*下野国河内(かわち)郡戸祭村(栃木県宇都宮市戸祭)
〔鳥坂(とりさか)〕の武助 [10-4 五月雨坊主]
女房を寝取った頭領〔荷頃〕の半七を刺殺 p169 新p177
*越後国北蒲原(きたかんばら)郡鳥坂山
(新潟県北蒲原郡中条町野中の鳥坂山麓あたり)
★ 〔鳥浜(とりはま〕の岩吉 [24-1 女密偵女賊]p31
52歳。〔押切〕の駒太郎が助け働き p31 新p30
*不明
〔泥亀(どろかめ〕の七蔵
52歳。〔牛尾〕の太兵衛の元配下 [9-3 泥亀]p84 新p88
→泥亀(すっぽん)
*上野国佐波(さわ)郡玉村(群馬県佐波郡佐波町玉村)
盗賊通り名検索な行
な行
★〔中尾(なかお)〕の治兵衛 [1-4 浅草・御厩河岸]
卯三郎の元お頭 p130 新p137
*越中国射水(いみず)郡氷見町(富山県氷見市))
★〔中釘(なかくぎ)〕の三九郎 [6-2 猫じゃらしの女]
本拠=上州・高崎 p69 新p74
*武蔵国足立(あだち)郡中釘村
(埼玉県大宮市大宮区中釘)
〔長久保(ながくぼ)〕の佐助 [12-3 見張りの見張り]
元〔簑火〕の喜之助の配下 p114 新p121
*信濃国小県(ちいさがた)郡長久保村
(長野県小県郡長門町長久保)
@〔長坂(ながさか)〕万次郎 [16-1 影法師]
浪人くずれ p12 新p13
*不明
〔長嶋(ながしま)〕の久五郎 [7-7 盗賊婚礼]
二代目〔鳴海〕の繁蔵の配下 p262 新p274
*紀伊国桑名(くわな)郡長島(三重県桑名市長島)
〔長尻(ながしり)〕のお兼 [24-2 ふたり五郎蔵]
ひとり働き p87 新p83
*
〔長沼(ながぬま)〕の房吉 [14-3 殿さま栄五郎]
〔火間虫〕の虎次郎の配下 p94 新p93
*鳥山石燕『画図百鬼夜行』にある
〔長虫(ながむし)〕の松五郎 [9-2 鯉肝のお里]
煙管師 p52 新p55
*煙管の異称。
〔名草(なぐさ)〕の嘉平 [4-6 おみね徳次郎]
〔法楽寺〕の直右衛門の一味。 p208 新p218
*上野国足利(あしかが)郡名草村
(栃木県足利市名草上・中・下町)
〔名草(なぐさ)〕の与八 [18-4 一寸の虫]
ながればたらき 〔鹿谷〕の伴造を助ける p151 新p156
*伊勢国三重(みえ)郡名草村
(三重県三重郡楠町北五味塚)
★〔霧 (なご)〕の七郎 [4-1 霧の七郎]7
中国筋では50人からの配下。〔小川や〕梅吉の実弟
*武蔵国江戸・深川 p7 新p
★ 〔名越(なごし) 〕の松右衛門 [17-7 汚れ道]
本格派 p318 新p329
*伊勢国のどこか、しかわからない
〔名瀬(なせ) 〕の宇兵衛 [13-4 墨つぼの孫八]
〔墨斗〕の孫八の配下 p165 新p172
*相模国鎌倉(かまくら)郡名瀬町
(横浜市戸塚区名瀬町)
〔雪崩(なだれ〕の清松 [21-5 春の淡雪]
42歳。小心。博打で身すぎ p178 新p183
*
★〔名幡(なばた)〕の利兵衛 [9-4 本門寺暮雪]
小さな痩せこけた香具師の老元締。 p147 新p154
*越中国砺波(となみ)郡蟹田(かんだ)郷
(富山県小矢部(おやべ)市名畑)
〔奈良山(ならやま) 〕の与市 [7-2 隠居金七百両]
〔白峰〕の太四郎の元配下 p56 新p59
*大和国平群(へぐり)郡若井村
(奈良県生駒郡平群町若井)
★〔鳴海なるみ〕の繁蔵 初代[7-2 盗賊婚礼]
尾張・三河から上方が舞台の本格派 p265 新p273
*尾張国愛知(あいち)郡鳴海村
(愛知県名古屋市緑区鳴海町)
★〔鳴海(なるみ)〕の繁蔵二代目 [7-2 盗賊婚礼]
急ぎ盗賊。江戸への進出を計る p265 新p273
*尾張国愛知(あいち)郡鳴海村
(愛知県名古屋市緑区鳴海町)
〔馴馬(なれうま)〕の三蔵
左官上がり。一人ばたらき [18-2 馴馬の三蔵]
p42 新p44
*常陸国稲敷(いなしき)郡馴馬村
(茨城県龍ヶ崎市馴馬町)
〔縄(なわ)ぬけ〕の源七 [2-5 密偵]p199 新p210
40男。〔荒金〕の仙右衛門配下
*
★〔荷頃(にごろ)〕の半七 [10-4 五月雨坊主]
〔羽黒〕の九兵衛と兄弟分 p168 新p176
*越後国古志(こし)郡荷頃村
(新潟県栃尾市荷頃、西谷川畔、温泉)
★〔西尾(にしお)〕の長兵衛 [9-1 雨引の文五郎]
伊勢の桑名が本拠 p23 新p24
*三河国幡豆(はず)郡西尾城下
(愛知県西尾市鶴ヶ崎)
★〔西浜(にしはま)〕の甚右衛門[18-5草雲雀]p231 新p240
本拠・上方
*近江国高島(たかしま)郡西浜村
(滋賀県高島郡マキノ町西浜)
@浪人盗賊・西村(にしむら)虎次郎[16-4 火つけ船頭]
30がらみ。船頭の女房と密通 p162 新p168
*不明。江戸育ちの浪人か。
★〔布引(ぬのびき)]の九右衛門[1-4 浅草・御厩河岸]
豆岩の手引きで捕縛 p142 新p150
*近江国蒲生(がもう)郡布引丘陵
(滋賀県東近江市の旧八日市市側の丘陵)
〔布目(ぬのめ〕の伊助 [14-2 尻毛の長右衛門]
半太郎の父親。〔簔火〕の喜之助の配下 p47 新p48
*越中国婦負(ねい)郡布目村(富山県富山市布目)
〔布目(ぬのめ)〕の半太郎 [14-2尻毛の長右衛門]
28歳。〔尻毛〕の長右衛門の配下 p42 新p43
*越中国婦負(ねい)郡布目村(富山県富山市布目)
〔布屋(ぬのや) 〕久太郎 [13-1 熱海みやげの宝]
28歳。〔高窓〕の久兵衛の一人息子 p28 新p29
*摂津国大坂東成(ひがしなり)郡か西成(にしなり)郡
の布屋村(大阪市城東区か西淀川区の布屋)
★〔沼目(ぬまめ)〕の太四郎 [18-3 蛇苺]p88 新p108
42,3歳。眉がうすく、眉間に黒子
*信濃国上高井(かみたかい)郡沼目村
(長野県須坂市沼目)
〔寝牛(ねうし)〕の鍋蔵
30男。〔古河〕の富五郎の配下[5-2 乞食坊主]
撫牛に同じ。横に伏した牛の形のつくった置物。商家が
神棚に飾り、背中をなでて吉事を祈る p42 新p45
東京・小石川の牛天神下に〔寝牛〕の石があった
*下総国岡田(おかだ)郡横曽根村
(茨城県水海道市大生郷(おおのごう)
〔猫鳥(ねこどり) 〕の伝五郎 [3-4 兇剣]p131 新p138
〔高津〕の玄丹の配下
*ふくろうの異称。かもめの異称
★ 〔猫間(ねこま)〕の重兵衛 [22-1 豆甚にいた女]
むかし御家人・木村源太郎 p33 新p30
扇の親骨(猫骨)の透彫( すかしぼり) の一種
〔野柿(のがき)〕の伊助 [13-6 一本眉] 4
〔倉淵〕の佐喜蔵の配下 p254 新p264
*上野国高崎城下の近郊?(群馬県高崎駅からバス)
〔野尻(のじり)〕の虎三 [5-5 兇賊]p187 新p195
〔網切〕の甚五郎の幹部
*越中国砺波(となみ)郡野尻野村
(富山県東砺波郡福野町野尻)
★〔野槌(のづち)〕の弥平 [1-1 唖の十蔵]
料理屋〔乳熊屋〕清兵衛を装う p10 新p10
*野の神。蝮、蝎の類。口ばかりの妖怪
鳥山石燕『画図百鬼夜行』に収録
★〔野見(のみ)〕の勝平 [6-3 剣客]p92 新p98
おまさが引きこみとして働いていた
*尾張国碧海(あおみ)郡野見村(愛知県豊田市野見町)
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