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2006.08.03

盗賊通り名検索た・な行

盗人の呼び名(た行)


〔鷹ノ巣たかのす〕の新十郎[21-5 春の淡雪]
   他の盗賊が立てたプランを横取り     p222 新p230
  *武蔵国男衾(おぶすま)郡鷹巣村
   (埼玉県大里郡寄居町鷹巣)
 〔高萩たかはぎ 〕の捨五郎 [20-5 高萩の捨五郎]
    50を3つ4つこえた。ひとり働き    p173 新p179
  *甲斐国八代(やつしろ)郡高萩村
   (山梨県八代郡三峰町高萩)
 元同心・高松たかまつ繁太郎[10-6 消えた男]
  〔蛇骨〕一味を探っていて組に愛想づかし p218 新p229
  *武蔵国江戸・牛込の組屋敷(新宿区山吹町)
〔高窓たかまど〕の久兵衛 [13-1 熱海みやげの宝物]
    70を越え卒中で死去。本拠・上方    p10新p10
  *大和国平群(へぐり)郡白毫寺(びゃくごうじ)村
   (奈良県奈良市白毫寺町)
 〔高山たかやま〕の治兵衛 [20-1 おしま金三郎]
  〔牛尾〕の又平の右腕           p17 新p18
  *近江国浅井(浅井)郡高山村
   (滋賀県東浅井郡浅井町高山)
 〔鷹田たかんだ〕の平十  [14-2 尻毛の長右衛門]
   57歳。口合人。三崎坂、法住寺門前花屋  p51 新p52
   女房:おりき。53歳。品川の女郎あがり
  *江戸
 〔滝尻たきじり〕の定七  [6-3 剣客]p83 新p88
   30男。〔野見〕の勝平の配下
  *三河国額田(ぬかた)郡滝尻村
   (愛知県額田郡額田町滝尻)
 〔竹尾たけお〕の半平   [22-7 座頭・徳の市]
  〔法妙寺〕の九十郎の配下         p187 新p178
  *和歌山県伊都郡高野口町竹尾
 〔竹森たけもり〕の彦造   [6-4 狐火]p144 新p153
  〔狐火〕の文吉の手下
  *備後国奴可(ぬか)郡竹森村
   (広島県比婆(ひば)郡東城町竹森)
 〔鶴たづがね) 〕の忠助   [4-4 血闘]p130 新装p134
   女密偵おまさの父親。〔盗人酒屋〕の亭主
  *下総国印旛(いんば)郡佐倉村
   (千葉県佐倉市のどこか)
 〔棚釜(たながま)〕の重四郎 [12-6 白蝮]p287 新p310
   浪人くずれ。津山薫一味。
  *播磨国多可(たか)郡多棚釜村
   (兵庫県多可郡加美(かみ)町棚釜)
  密偵・蛸坊主たこぼうずの五郎 [16-1 影法師]
   37歳。伊三次がいた長屋に       p37 新p38
  *伊豆国加茂(かも)郡八幡野(やわたの)村
   (静岡県伊東市八幡野町)
 〔田辺たなべ〕の十松   [10-1 犬神の権三]
   密偵の〔雨引〕の文五郎が刺す      p17 新p18
  *和歌山県田辺市。京都府綴喜郡田辺町
 〔玉村たまむら〕の弥吉  [21-6 男の隠れ家]
   ひとり盗き。のち密偵に         p228 新p236
  *上野国佐波(さわ)郡玉村(群馬県佐波郡玉村町)
〔血頭ちがしら〕の丹兵衛 [1-3 血頭の丹兵衛]
   本格派から急ぎ働きに転じた頭目     p87 新p92
  *駿河国志太(しだ)郡島田宿(静岡県島田市)
 〔地蔵(ぢぞう)〕の八兵衛  [7-5 泥鰌の和助始末]
  →〔地蔵(じぞう)〕           p156 新p163
 〔千代ヶ崎ちよがさき〕の源吉[10-6 消えた男]p248 新p260
   同心・高松繁太郎と消えた女賊お杉の亡父
  *いまの目黒区内に菩提寺
 〔塚原つかはら〕の元右衛門[16-4 火つけ船頭]
   口合人                 p167 新p196
  *常陸国鹿嶋(かしま)郡塚原村
   (茨城県鹿島市のどこか)
 〔津川つがわ〕の弁吉   [14-5 五月闇]p200 新p206
   ひとり働き。〔強矢〕のことを伊佐次に告げた
  *越後国蒲原(かんばら)郡津川村
   (新潟県東蒲原郡津川町)
〔土蜘蛛つちぐも〕の万五郎[2-7 埋蔵金千両]
  →(小金井(こがねい)の万五郎      p268 新なし
   56歳。仮の名前・太田万右衛門
   〔土蜘蛛〕の金五郎の登場後、(小金井)と改称
〔土蜘蛛つちぐも〕の金五郎[11-2土蜘蛛の金五郎
   金杉で一膳飯屋を営んで偽装      p51 新p53
  *地蜘蛛の異称
 〔津村つむら〕の喜平   [8-4 流星]p167 新p177
  〔生駒〕の仙右衛門の配下として江戸へ下向
  *摂津国大坂・船場津村町(大阪市中央区通称・西横堀)
@男装剣客・津山つやま  [12-6 白蝮]p258 新p270
   じつは森初子。レスビアン
  *美作国西西条(にしさいじょう)郡津山城下
   (岡山県津山市の藩士屋敷)
 〔寺尾てらお〕の治兵衞  [20-7 寺尾の治兵衞]
   口合人。〔簔火〕の喜之助の元配下    p252 新p261
  *駿河国庵原(いはら)郡寺尾村
   (静岡県庵原郡由比町寺尾)
 〔天弓てんぎゅう〕の政五郎[5-6 山吹屋お勝]
   錠前外しの名人。女賊おしのの父親    p240 新p252
  *虹の別名
 〔天神(てんじん)〕の文治  [2-2 谷中・いろは茶屋]
  〔墓火〕の秀五郎の配下          p73 新p76
  *下野国河内(かわち)郡宇都宮城下・天神
   (栃木県宇都宮市天神)
   (ただし天満宮、天神は全国いたるところに勧請されて
    いるから特定は困難)
〔天神谷てんじん〕の喜佐松[5-4 おしゃべり源八]
   久保田同心を傷めつけた盗賊の首領    p125 新p132
  *能登国鳳至(ふげし)郡天神谷村
   (石川県鳳至郡穴水町天神谷)
 〔天徳寺てんとくじ〕の茂平[23-5 盗みの季節]
   50がらみ。〔峰山〕の初蔵の片腕     p217 新p210
  *江戸・芝西久保の寺(港区虎ノ門 3-13-6 浄土宗)
〔稲荷とうが〕の百蔵  [11-7 雨隠れの鶴吉]p300 新p314
   日本橋室町の茶問屋〔万屋〕へ引き込みを p300 新p314
  *稲荷を(とうが)と訓じる土地は未詳
  (稲荷(いなり)なら日本全国に点在)
★〔堂ヶ原どうがはら)〕の忠兵衛 [16-5 見張りの糸]p209 新p217
  15年ほど前に足をあらい、江戸へ出て芝田町の三田八幡社の前で小じんまりした仏具店を、息子夫婦、小頭だつた太助と開いていた。ところがたまたま、八幡社門前の茶店が〔稲荷〕の金太郎一味の盗人宿だったことから、その見張り所へ借りられ、招待がばける。
 〔戸田(とだ)〕の房五郎   [10-2 蛙の長助]
  〔神戸〕の伊之助配下。〔蛙〕の長助の同輩 p79 新p84
  *埼玉県戸田市
 〔土壇場どたんば〕の勘兵衛[5-5 兇賊]
   平蔵に殺された〔網切〕の甚五郎の父親   p204 新p214
  *武蔵国江戸・本所の御家人屋敷
 〔殿貝とのがい〕の市兵衛 [6-3 剣客]p93 新p90
  〔野見〕の勝平の引きこみ。飯炊。大男
  *三河国加茂(かも)郡殿貝津村
   (愛知県豊田市貝町・大清水町・清水町)
 〔鳥羽とば〕の彦蔵    [18-6 草雲雀]p224 新p232
    左の耳朶切断
  *三重県東部、志摩半島にある市。京都市南部の一地区
 〔戸祭とまつり〕の九助  [24-2 ふたり五郎蔵]
  〔暮坪〕の新五郎の配下          p79 新p75
  *下野国河内(かわち)郡戸祭村(栃木県宇都宮市戸祭)
 〔鳥坂とりさか〕の武助  [10-4 五月雨坊主]
   女房を寝取った頭領〔荷頃〕の半七を刺殺 p169 新p177
  *越後国北蒲原(きたかんばら)郡鳥坂山
   (新潟県北蒲原郡中条町野中の鳥坂山麓あたり)
〔鳥浜とりはま〕の岩吉  [24-1 女密偵女賊]p31
   52歳。〔押切〕の駒太郎が助け働き    p31 新p30
  *不明
 〔泥亀どろかめ〕の七蔵 
   52歳。〔牛尾〕の太兵衛の元配下    [9-3 泥亀]p84 新p88
   →泥亀(すっぽん)
  *上野国佐波(さわ)郡玉村(群馬県佐波郡佐波町玉村)

盗賊通り名検索な行


〔中尾なかお〕の治兵衛  [1-4 浅草・御厩河岸]
  卯三郎の元お頭              p130 新p137
  *越中国射水(いみず)郡氷見町(富山県氷見市))
〔中釘なかくぎ〕の三九郎 [6-2 猫じゃらしの女]
   本拠=上州・高崎            p69 新p74
  *武蔵国足立(あだち)郡中釘村
   (埼玉県大宮市大宮区中釘)
 〔長久保ながくぼ〕の佐助 [12-3 見張りの見張り]
   元〔簑火〕の喜之助の配下        p114 新p121
  *信濃国小県(ちいさがた)郡長久保村
    (長野県小県郡長門町長久保)
〔長坂(ながさか)〕万次郎  [16-1 影法師
   浪人くずれ              p12 新p13
  *不明
 〔長嶋ながしま〕の久五郎 [7-7 盗賊婚礼]
   二代目〔鳴海〕の繁蔵の配下       p262 新p274
  *紀伊国桑名(くわな)郡長島(三重県桑名市長島)
 〔長尻ながしり〕のお兼  [24-2 ふたり五郎蔵]
   ひとり働き               p87 新p83
  *
 〔長沼ながぬま〕の房吉  [14-3 殿さま栄五郎]
   〔火間虫〕の虎次郎の配下        p94 新p93
  *鳥山石燕『画図百鬼夜行』にある
 〔長虫ながむし〕の松五郎 [9-2 鯉肝のお里]
    煙管師                p52 新p55
  *煙管の異称。
 〔名草なぐさ〕の嘉平   [4-6 おみね徳次郎]
  〔法楽寺〕の直右衛門の一味。       p208 新p218
  *上野国足利(あしかが)郡名草村
   (栃木県足利市名草上・中・下町)
 〔名草なぐさ〕の与八   [18-4 一寸の虫]
   ながればたらき 〔鹿谷〕の伴造を助ける p151 新p156
  *伊勢国三重(みえ)郡名草村
   (三重県三重郡楠町北五味塚)
〔霧なご〕の七郎     [4-1 霧の七郎]7
   中国筋では50人からの配下。〔小川や〕梅吉の実弟 
  *武蔵国江戸・深川 p7 新p
〔名越なごし〕の松右衛門 [17-7 汚れ道]
   本格派                 p318 新p329
  *伊勢国のどこか、しかわからない
 〔名瀬なせ〕の宇兵衛   [13-4 墨つぼの孫八]
   〔墨斗〕の孫八の配下          p165 新p172
  *相模国鎌倉(かまくら)郡名瀬町
   (横浜市戸塚区名瀬町)  
 〔雪崩なだれの清松   [21-5 春の淡雪]
    42歳。小心。博打で身すぎ       p178 新p183
  *
〔名幡なばた〕の利兵衛  [9-4 本門寺暮雪]
    小さな痩せこけた香具師の老元締。   p147 新p154
  *越中国砺波(となみ)郡蟹田(かんだ)郷
   (富山県小矢部(おやべ)市名畑)
 〔奈良山ならやま〕の与市 [7-2 隠居金七百両]
  〔白峰〕の太四郎の元配下         p56 新p59
  *大和国平群(へぐり)郡若井村
   (奈良県生駒郡平群町若井)
〔鳴海なるみ〕の繁蔵 初代[7-2 盗賊婚礼]
   尾張・三河から上方が舞台の本格派    p265 新p273
  *尾張国愛知(あいち)郡鳴海村
   (愛知県名古屋市緑区鳴海町)
〔鳴海なるみ〕の繁蔵二代目 [7-2 盗賊婚礼]
   急ぎ盗賊。江戸への進出を計る      p265 新p273
  *尾張国愛知(あいち)郡鳴海村
   (愛知県名古屋市緑区鳴海町)
 〔馴馬なれうま〕の三蔵
   左官上がり。一人ばたらき [18-2 馴馬の三蔵]
                       p42 新p44
  *常陸国稲敷(いなしき)郡馴馬村
   (茨城県龍ヶ崎市馴馬町)
 〔縄なわ)ぬけ〕の源七   [2-5 密偵]p199 新p210
   40男。〔荒金〕の仙右衛門配下
  *
〔荷頃にごろ〕の半七   [10-4 五月雨坊主]
  〔羽黒〕の九兵衛と兄弟分         p168 新p176
  *越後国古志(こし)郡荷頃村
   (新潟県栃尾市荷頃、西谷川畔、温泉)
〔西尾にしお〕の長兵衛  [9-1 雨引の文五郎]
   伊勢の桑名が本拠            p23 新p24
  *三河国幡豆(はず)郡西尾城下
   (愛知県西尾市鶴ヶ崎)
〔西浜にしはま〕の甚右衛門[18-5草雲雀]p231 新p240
   本拠・上方
  *近江国高島(たかしま)郡西浜村
   (滋賀県高島郡マキノ町西浜)
@浪人盗賊・西村にしむら虎次郎[16-4 火つけ船頭]
  30がらみ。船頭の女房と密通        p162 新p168
  *不明。江戸育ちの浪人か。
〔布引ぬのびき]の九右衛門[1-4 浅草・御厩河岸]
   豆岩の手引きで捕縛           p142 新p150
  *近江国蒲生(がもう)郡布引丘陵
   (滋賀県東近江市の旧八日市市側の丘陵)
 〔布目(ぬのめ〕の伊助   [14-2 尻毛の長右衛門]
   半太郎の父親。〔簔火〕の喜之助の配下  p47 新p48
  *越中国婦負(ねい)郡布目村(富山県富山市布目)
 〔布目ぬのめ〕の半太郎  [14-2尻毛の長右衛門]
   28歳。〔尻毛〕の長右衛門の配下     p42 新p43
  *越中国婦負(ねい)郡布目村(富山県富山市布目)
 〔布屋ぬのや〕久太郎   [13-1 熱海みやげの宝]
    28歳。〔高窓〕の久兵衛の一人息子   p28 新p29
  *摂津国大坂東成(ひがしなり)郡か西成(にしなり)郡
   の布屋村(大阪市城東区か西淀川区の布屋)
〔沼目ぬまめ〕の太四郎  [18-3 蛇苺]p88 新p108
    42,3歳。眉がうすく、眉間に黒子
    *信濃国上高井(かみたかい)郡沼目村
     (長野県須坂市沼目)
 〔寝牛ねうし〕の鍋蔵
   30男。〔古河〕の富五郎の配下[5-2 乞食坊主]
   撫牛に同じ。横に伏した牛の形のつくった置物。商家が
   神棚に飾り、背中をなでて吉事を祈る   p42 新p45
   東京・小石川の牛天神下に〔寝牛〕の石があった
  *下総国岡田(おかだ)郡横曽根村
   (茨城県水海道市大生郷(おおのごう)
 〔猫鳥(ねこどり) 〕の伝五郎  [3-4 兇剣]p131 新p138
  〔高津〕の玄丹の配下
  *ふくろうの異称。かもめの異称
〔猫間ねこま〕の重兵衛   [22-1 豆甚にいた女]
   むかし御家人・木村源太郎        p33 新p30
   扇の親骨(猫骨)の透彫( すかしぼり) の一種
 〔野柿のがき〕の伊助    [13-6 一本眉] 4
  〔倉淵〕の佐喜蔵の配下          p254 新p264
  *上野国高崎城下の近郊?(群馬県高崎駅からバス)
 〔野尻のじり〕の虎三    [5-5 兇賊]p187 新p195
  〔網切〕の甚五郎の幹部
  *越中国砺波(となみ)郡野尻野村
   (富山県東砺波郡福野町野尻)
〔野槌のづち〕の弥平   [1-1 唖の十蔵]
   料理屋〔乳熊屋〕清兵衛を装う      p10 新p10
  *野の神。蝮、蝎の類。口ばかりの妖怪
   鳥山石燕『画図百鬼夜行』に収録
〔野見のみ〕の勝平     [6-3 剣客]p92 新p98
   おまさが引きこみとして働いていた
  *尾張国碧海(あおみ)郡野見村(愛知県豊田市野見町)
  

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