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2006.11.12

駒形堂 

駒形堂

浅草の駒形堂の拝殿がどっちを向いていたかは、時代によって異なったらしい。

雪旦は、西面させているとおもわれるが、南側の石段の意味を解しかねている。
(塗り絵師・西村千恵子 鬼平熱愛倶楽部)
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池波さんは、『剣客商売』で長次とおもとの小料理屋〔元長〕を駒形堂の裏---としているから、西向きだと〔元長〕は大川の中になってしまう。困る。

広重は、そこを巧みに避け、赤い旗を高く掲げてすます。旗はじつは、化粧品店〔百助〕の目じるし。その上を鷹が舞う。
広重『江戸百景』中の、ぼくのベスト5の1景である。シンプルで、すがすがしい。
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〔百助〕は仲店通り裏へ越して営業中の、知る人ぞ知る老舗。

拡大画像は↓クリック
0516駒形堂 清水稲荷

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コメント

〔へちま水〕なんて、おふくろが使ってたような下地用化粧水なんかを商ってます。

投稿: ちゅうすけ | 2006.11.13 12:33

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