9月6日のハイライト
文庫巻7-1[雨乞い庄右衛門]をアップ
〔雨乞(あまご)い〕庄右衛門の(あまご)をクリックして、あらわれた項目をさらえば、この篇への理解が早く深まろう。
池波さんがJR静岡駅からバスで4時間(道路が整備されたいまは2時間弱)かけて、安倍川の源流へ10里(40キロ)遡った温泉場---梅ヶ島を訪ね、さらに安部峠を7里も歩いて身延へ抜けたのは、未完エッセイ集第1冊『おおげさがきらい』(講談社 2003.2.15)によると、1956年前後、池波さんが32,3歳のことであったらしい。
そのときの体験が、15年後に庄右衛門の湯治場となってよみがえった。
作家と体験---といった研究データの一つとして記しておく。
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