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2006.04.10

同心・沢田小平次

初出の篇
 [5-5 兇賊]
 長谷川平蔵に随行、三国峠で〔網切〕の甚五郎を待ち伏せ

その後の登場篇
 99話中75話に(登場率 75.8%)

容姿
 額が出ばって、その下に細い眼

特技
 一刀流の免許皆伝。師は松尾喜兵衛
 「まともに斬りあったら、おれもかなうまい(平蔵評)」
 で、斬合いが予想されるときは指名される。

差し料
 河内守国助 2尺 4寸余。亡師ゆずり銘刀。

家族
 [誘拐]まで独身。組屋敷で老母と2人暮らし。

年譜
明和2年 生  小柳安五郎より2歳年少
 (1765)    木村忠吾より3歳年長

天明6年 22歳 長谷川平蔵が組頭に着任
 (1786)
天明7年 23歳 組が火盗改メ助役
 (1787)
天明8年 24歳 組が火盗改メ本役
 (1788)
寛政元年 25歳
 (1789)
寛政元年 26歳 長官に随行し三国峠へ[5-5 兇賊]
 (1790)   
寛政3年 27歳 剣の師を失い、敵を討つ[6-3 剣客]
 (1791)
寛政7年 31歳 津山薫と勝負[12-6 白蝮]
 (1795)

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044沢田小平次」カテゴリの記事

コメント

澤田小平次の差料 河内守国助。
これも長谷川平蔵が所有してますね。
「兇賊」文庫5-5p216

投稿: みやこのお豊 | 2006.04.13 00:11

沢田小平次は小野派一刀流
酒井祐助は柳剛流の免許皆伝
松永弥四郎は竹内流の捕手術
と相当な腕前を持ってます。
また小柳安五郎も妻にしなれてから剣術にはげみますが、同心は非常に貧乏だったと聞いてますが、火盗改のお先手組は剣術は必携のもの、剣術を習う場合は手当てがでていたのでしょうか、また組で剣術指導がなされていたのでしょうか。
犯科帳で読む限りは皆個人で修得したようですが。

投稿: 靖酔 | 2006.04.13 16:10

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