同心・沢田小平次
初出の篇
[5-5 兇賊]
長谷川平蔵に随行、三国峠で〔網切〕の甚五郎を待ち伏せ
その後の登場篇
99話中75話に(登場率 75.8%)
容姿
額が出ばって、その下に細い眼
特技
一刀流の免許皆伝。師は松尾喜兵衛
「まともに斬りあったら、おれもかなうまい(平蔵評)」
で、斬合いが予想されるときは指名される。
差し料
河内守国助 2尺 4寸余。亡師ゆずり銘刀。
家族
[誘拐]まで独身。組屋敷で老母と2人暮らし。
年譜
明和2年 生 小柳安五郎より2歳年少
(1765) 木村忠吾より3歳年長
天明6年 22歳 長谷川平蔵が組頭に着任
(1786)
天明7年 23歳 組が火盗改メ助役
(1787)
天明8年 24歳 組が火盗改メ本役
(1788)
寛政元年 25歳
(1789)
寛政元年 26歳 長官に随行し三国峠へ[5-5 兇賊]
(1790)
寛政3年 27歳 剣の師を失い、敵を討つ[6-3 剣客]
(1791)
寛政7年 31歳 津山薫と勝負[12-6 白蝮]
(1795)
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コメント
澤田小平次の差料 河内守国助。
これも長谷川平蔵が所有してますね。
「兇賊」文庫5-5p216
投稿: みやこのお豊 | 2006.04.13 00:11
沢田小平次は小野派一刀流
酒井祐助は柳剛流の免許皆伝
松永弥四郎は竹内流の捕手術
と相当な腕前を持ってます。
また小柳安五郎も妻にしなれてから剣術にはげみますが、同心は非常に貧乏だったと聞いてますが、火盗改のお先手組は剣術は必携のもの、剣術を習う場合は手当てがでていたのでしょうか、また組で剣術指導がなされていたのでしょうか。
犯科帳で読む限りは皆個人で修得したようですが。
投稿: 靖酔 | 2006.04.13 16:10