浅草寺
雪の浅草寺とお札撒き
江戸開府で、いちはやくにぎわったのが浅草寺かいわい。寺側が催したさまざまのプロモーション策の功であろう。
節分会(え)のお札播きの功徳もその一つ(衆徒のあまりの熱狂・競いあいぶりに、その筋が明治17年に禁止令をだした)。
(塗り絵師・亀戸のおK 鬼平熱愛倶楽部)
この初春、雪旦の節分会を塗り絵した鬼平熱愛倶楽部の有志は、寺側への奉納を果たしたが、当日は朝から雪が降りやまず、期せずして、広重「浅草金竜山」が眼前に出現した。
奉納後に許されて見学した伝法院の庭園も千載一遇の雪景色。
(写真は、鬼平熱愛倶楽部の亀戸のおKさん)
だからというわけではないが、広重『江戸百景』中、ぼくのベスト5の1が、これ。
拡大画像↓クリック
0505金竜山浅草寺
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コメント
Who's Who をクリックしたら最初に私の塗り絵と写真・・広重の絵なんてすっとばして、大感激・・
ありがとうございます。
投稿: 亀戸のおK | 2006.11.09 09:44
高年齢者のみみに限定した某ブログで、[鬼平を極める]のタイトルで10カテゴリーを展開したところ、本命の鬼平関連のカテゴリーには会員からのレスが一つもつかなかったのです。
パッとすぐレスがついたのは、[構図と描写]のタイトルではじめた雪旦と広重の対比でした。カメラをやっている人が多いからでしょうね。
そのブログで地雷(タブー)を踏んでしまい、トラブルに巻き込まれたので、即、退会しました。だって、本筋の鬼平に興味のないグループに知的サーヴィスすること、ないですからね。
投稿: ちゅうすけ | 2006.11.09 10:26
雪旦、広重の江戸のスタート素晴らしいですね。嬉しいです。魅入られています。
あの、素敵な偶然に出会って一年近く経ちました。浅草寺え「節分絵」の塗り絵の奉納の日でした。五重塔にかかった雪!あの景色は一生忘れられません。あの出会いは、塗り絵のおかげです。
投稿: 所沢:おつる | 2006.11.10 14:41