葵小僧、最後の押し入り順路
2007年1月15日から4回にわたって、当ブログで、[葵小僧の展開]を掲示した。
13日の土曜日が鬼平熱愛倶楽部の教室日にあたってい、教材は[2-4 妖盗葵小僧]。
三田村鳶魚による葵小僧のちょっとした記述を、池波さんがどうふくらませたかを、5コンビが発表したリポートだった。
教室では、もう一つ、問題をだした。
池之端仲町の骨董商〔尚古堂・鶴屋]から、葵小僧は、最後の追い込み先、佐久間町3丁目の傘問屋〔花沢屋〕まで、どのコースを通ったか、がそれ。
メンバーには、池波さんが愛用している近江屋板の切絵図をわたした。
大名・旗本屋敷には辻番小屋が設けられている。午後8時以後の詮索はきわめて厳重。
左上の赤○が〔尚古堂〕。右下の赤○が〔花沢屋〕。青○は辻番小屋。
どのコースをたどっても、かならず辻番の前か横を通らなけれはならない。とすると、葵小僧はどんなテを使ったろう?
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