〔大崎(おおさき)〕の弥平
strong>『鬼平犯科帳』文庫巻5に収録されている[兇賊]で、兇賊〔網切(あみきり)〕の甚五郎(50男)の父親〔土壇場(どたんば)〕の勘兵衛が登場するが、この勘兵衛は、20数年前、両国の盛り場を牛耳っていた香具師の元締〔大崎(おおさき)〕の弥平の右腕と称して、悪徳のかぎりをつくして、土地の嫌われ者だった。
弥平が勘兵衛のことをどう扱っていたかの記述はない。
年齢・容姿:どちらも記述がない。
生国:下総(しもうさ)国猿島郡(さるしまこうり)大崎村(現・茨城県水海道(みつかいどう)市大崎)。
探索も結末もなし
つぶやき:「大崎」は水海道市の北西の岩井市にもある。迷ったが、江戸に少しでも近いこと、訪れたことがあるというまったく理にあわない個人的な心情から、水海道市をとった。
もし、岩井市の鬼平ファンの方からアピールがあったら、乗りかえることにやぶさかではない。
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