福井、岐阜、静岡、愛知、三重の各県出身の盗人
小説の盗人だって、観光資源なんだって、スイスで教えられた。
シャーロック・ホームズといっしょに滝壺へ落ちた---なんていったっけ、あの悪人---そうそう、モリアーティ---あの場所も観光名所だ。
ベルギーのリエージュ---メグレ警視の作家--ジョルジュ・シムノンの生誕地だけど、15,6歳のシムノンが人生や芸術などを論じていた、指物屋の2階にも、標識札が貼られていた。
地方自治体は、『鬼平犯科帳』からも、観光資源を抽きだしたらいい。墨田区だけに利を得さしめることはない。
きょうは、東京に次いで多く、盗賊の〔呼び名〕として使われている静岡県も紹介。
静岡県が多いのは、家康かかわりの小説の現地取材の回数がおおかったせいであろう。
・福井県の出身の盗人たち
・岐阜県の出身の盗人たち
・静岡県の出身の盗人たち
・愛知県の出身の盗人たち
↑ 色変わりの県名をクリックで、その県出身と思われる盗賊が見られます。
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恐れずに、画面中のダイダイ色文字(関連人物)のクリックで、鬼平プロムナード(気まま散歩)をお愉しみください。
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コメント
こうやって、まとめて読ませていただくと、池波先生がどんなに盗人の造形に苦心なさっていたか、よくわかりました。
もちろん、ちゅうすけさんのご苦心のたものですが。感謝です。
投稿: tomo | 2009.03.10 09:21
>tomo さん
盗人の〔通り名(呼び名)〕を出身県別に見てみるというアイデアさえ出れば、あとは根気ですから---。
しかし、県別にやってみて、池波さんの興味のあり方と鬼平以外の作品との関係もうすうす、透けて見えてきました。これは、収穫でした。
投稿: ちゅうすけ | 2009.03.10 11:34