ちゅうすけのひとり言(35)
当ブログのタイトルは、[『鬼平犯科帳』のWho's Who]である。
仮に訳すと[『鬼平犯科帳の紳士録』]であうろか。
盗賊に「『紳士録』はおかしい」---ということなら、[『鬼平犯科帳』銘々伝]なら、納得していただけよう。
いや、ありていは、[長谷川平蔵をめぐる銘々伝]と呼んだほうが、より正確かもしれない。
もっとも、この場合、「平蔵」は、平蔵宣雄(のぶお)、銕三郎(てつさぶろう)平蔵宣以(のぶため)、辰蔵(たつぞう)平蔵宣義(のぶのり)の3人に「かかわりのある」---と、いうことになるのだが。
うち、宣雄と宣以に共通して大きくかかわるのは、火盗改メであろう。
そこで、ブログのタイトルの[Who's Who]にふさわしく、中間報告ということで、これまで『寛政重修l諸家譜』から『個人譜』引いた、火盗改メの逆順リストに、リンクを張って、アクセサーの便宜をはかっておこう。
明和9年(1972)~同年10月3日 助役
中山主馬信将(のぶまさ)
明和8年(1971)7月29日~同9年2月22日卒 本役
中野監物清方(きよかた)
明和7年(1770)11月24日~同8年5月3日 助役
永井采女直該(なおかた)
明和7年(1770)10月21日~同8年11月21日 助役 病免
平岡与右衛門正敬(ただよし)
明和7年(1770)7月22日~同8年5月3日 増役 再任
浅井小右衛門元武(もとたけ)
明和7年(1770)6月27日~同8年7月29日 本役
石野藤七郎唯義(ただよし)
明和6年(1769)9月25日~同7年4月24日 助役
菅沼主膳正虎常(とらつね)
明和6年(1769)6月13日~同7年6月27日 本役
松田彦兵衛貞居(さだすえ)
明和5年(1768)10月4日~同6年3月29日 助役
仁賀保兵庫誠善(しげよし)
明和4年(1967)10月23日~同6年10月13日 本役
長山百助直幡(なおはた)
明和4年(1767)9月22日~同5年6月2日 助役
荒井十太夫高国(たかくに)
明和3年(1766)9Z月8日~同4年4月10日 助役
遠藤源五郎常住(つねずみ)
明和3年(1766)3月15日~同4年6月25日 本役
細井金右衛門正利(まさとし)
明和2年(1765)9月8日~同3年6月18日 助役
長谷川太郎兵衛正直(まさなお)
明和1年(1764)9月7日~同2年5月24日 本役
笹本靱負忠省(ただみ)
宝暦13年(1763)11月26日~明和1年4月6日 助役
笹本靱負忠省(ただみ)
明和13年(1763)10月3日~明和1年5月3日 助役
長谷川太郎兵衛正直(まさなお)
宝暦13年(1763)2月267日~同年5月14日 助役
笹本靱負忠省(ただみ)
宝暦12年(1762)2月27日~同13年5月14日 助役
本多采女紀品(のりただ)
(本多采女紀品の[個人譜])
宝暦12年(1762)9月10日~明和2年4月1日 本役
本多讃岐守昌忠(まさただ)
【参照】松平太郎『江戸時代制度の研究 現代語訳 火附盗賊改』
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